ブレーキシューの位置調整が簡単になるブレーキパッドチューナーを試してみた

アクセサリメンテナンス,修理,初心者

ブレーキシューの調整位置って分かります?ちなみに私、全く分かりません。

シューって言ったって目で見てリムに合う場所にシューを合わせてクリアランス1mmくらい取って留めるくらいですよね?

と未だに思っているのですが、先日メンテナンスに出したらダメだしをされたのでそれならと「道具に頼る」ことにしました!

ブレーキ調整の救世主。ブレーキチューナー

答えから先に言うと↑これ買いました。Amazon高いな・・・ワイズロードで税込700円くらいだったと思います。もうちょい安かったかな?

ブレーキシューの調整が意外に難しいというか分からん

メンテナンスに出した時、ブレーキシューの位置について指摘をされました。

それが結局何がどう悪いかの確認が出来ていなかったので何が悪かったのかは分からずで後の祭的な感じではあるんですが、一応自分で気を付けていたこととできているだろうと思っていたことは以下です。

  1. リムに対して向きがあっている
  2. リムからはみ出していない(タイヤ側に対してクリアランスが1mmくらいある)
  3. トーインをつける

ということです。これがそれぞれ出来ていなかったっぽいです。

ちょっとだけ説明

1.は分かりますよね。リムに対してブレーキシューが斜めに入っているとブレーキがかかる面積が少なくなるので色々と問題が出ると。これはまぁ物理的に当たり前ですね。

2.は、これが結構難しいところだと思うのですが、リムのタイヤ側からのクリアランスが1mm以上は無いとシューが減ってきた時にタイヤに干渉をしてしまいます。また段差などでタイヤが潰れて歪んだ場合なども干渉してしまうと思うので、このクリアランスが必要になります。

3.そもそもトーインってなんやねん!ってとこなんですが、トーは爪先の意味だそうです。Toe-in 英語で書くと分かりやすい。要は先端側が内側に入っているということだそうで、シューを進行方向の内側に角度をつけることで音鳴りを防ぐことができる調整だそうです。

四の五の言わずに一発解決な道具がブレーキパッドチューナー

正直、やれてるつもりだったけどやれてなかったとなれば、もうそれは匠の技のレベル。

であれば、ブレーキシュー調整の解説をすること自体がナンセンス!ということで道具に頼って道具の使い方の解説です!

この道具を使えば、1.2.3.の全てが解決らしいです!

シューの位置調整は出来なくもないが、トーインはどちらにしても道具が必要

リムに対するシューの位置は分かっていれば合わせることは可能だと思いますが、トーインに関してはシューの前方から後方までの差が1~2mmほどだそうなので、別の道具を使うとすると後ろ側に1~2mmくらいの厚さのゴムパッドなどを挟んで調整をすることが多いそうです。

なので、キチンとセッティングするならいずれにしても道具を使うことになるので、自分でやるならこういう道具を持ってしまっても良いと思います。

ブレーキパッドチューナーの使い方

一応、使い方とちょっとコツのような物があったので書いておきます!

基本は後ろから前にスライドさせて、挟んでから調整する感じです。

チューナーを合わせる

だいたいブレーキの引き代が合っているなら、ブレーキを解放してチューナーを合わせます。細い方が前で太い方が後ろです。まぁLとRの記載があるのでそれに合わせればOKですね。

結構挟むのが難しいんですよね。ブレーキのレバーで解放したりするのを利用するなどすると良いですよ

そして、タイヤを回してチューナーがブレーキの後ろの方から前の方にスライドして入ってくるようにすると良いです。

で、良い感じの位置に来たらブレーキレバーを握ってチューナーを固定します。この時、リムとタイヤの隙間にチューナー側面のエッジがうまいこと入っているかを確認し、ガシガシ押して微調整をします。

ブレーキをきちんと握ってシューを留め直す

ブレーキレバーを握るのが難しいようであれば、輪ゴムを複数用意してレバーを引いた状態にしておくのが楽だと思います。

ちゃんと握った状態で安定したらシューを固定するボルトを締めて行きます。

そうするとあら不思議、ちゃんとトーインが付いた状態に!

ブレーキチューナーで見事トーインがつきました

・・・ホント、説明することないw

余談

まぁ道具を使ってやってみたけどやっぱりうまく行っているのか分かりません。

・・・けど、何かブレーキはちゃんと効いてます。何もなしでやるよりは全然精度は良さそう。心配な人は自転車屋に持ってくのが良いと思うけど、徐々にパッドが擦り減ってくると思うのでその都度持ってくのもなんですかね。

ここの所、雨続きでやたらと雨の中を走ったのでブレーキの減りが半端なく、、、汚れを掃除するついでにブレーキシュー交換をしたり、都度ブレーキを確認しつつブレーキチューナーを使ってみましたが、慣れてくるとかなり手早くブレーキの位置調整が出来るようになります。

そんなに使わねーだろ~と思ってたら以外に使うという。チームメンバーのチャリを見るときなどにも持っていこうと思います。

ちなみに人気商品のようで在庫はすぐなくなりますが、しばらく待つとまたAmazonで買えるようになります。また似たような商品が沢山あるので良さそうなのを選べば良いと思います。↓似たようなやーつ

 

雨の後の掃除について役立ちそうな記事をちょうど良いタイミングで公開されている方が居ました。↓凄く参考になりそうです。

参考:ロードバイク洗った後は注油と研磨!洗車後の機械メンテナンス指南 | X-body 好奇心で人生を楽しむ!