自転車

愛車と長く付き合いたい!ロードバイクをオーバーホールに出してみた

2016/11/21

先日、近所の自転車屋にオーバーホールに出しに行ってきました。

暫く乗っていると経年劣化などもありますし点検をしてもらいたいのと、私のように自分で色々といじっていると、理解や精度の問題などで愛車に無理をさせていないかなどが心配だったります。

直すつもりが壊していることも多いと思いますからね。何事もプロに入ってもらうことは大事だなと思います。

オーバーホールで綺麗になって帰ってきたCULEBRO

買った自転車屋がちょっと遠いので近所のお店に出したのですが、今回の件で色々と整理できたことがありました。

何でオーバーホールに出したのか

そもそも何でオーバーホールに出したの?ということですが

  • 技術・知識的に自分で見ることができないだろうパーツを見てもらいたかった
  • 自分がいじってきたところの精度が問題無いか確認をしたかった
  • 第三者視点での何か発見などが無いか聞きたかった
  • ついでにホイールの馴染み出しをやりたかった

といったところが大きいです。

そもそも今回のオーバーホールの作業としては、全パーツをバラシてワイヤーやチェーンなどの消耗品は全交換。フレームやパーツの分解清掃、ホイールの調整をしてもらっています。

技術・知識的に見ることができないパーツについて

今回、特に見てもらいたかったところは、BBとヘッドパーツです。

BBとは左右のクランクをつないでいる軸を通すトンネル部分のことで、このトンネル部分がスムーズに回ることでペダルの軸もスムーズに回るようになっています。このBBには幾つか規格があるのでその規格の理解と、交換には専用の工具が必要ということでいじっていませんでした。
そしてBBがどのくらいでどう摩耗(疲労)していくかもわかってなかったんで心配だったんですよね。

ヘッドパーツとは、ハンドルとフォークをつなぐ部分のことでコラムが中を通っています。この部分もベアリングの他に薄いワッシャーのような部品が使われているなど(私にとっては)非常に複雑に思えるパーツです。

↓この写真で言うFOCUSのロゴが入っている部分がヘッドパーツでその上下にガタつきが無いようにフォーク(コラム)を固定するヘッドパーツがついています。

2月のハンドル交換時のヘッド周り

また、どちらもトルクのかけ方が重要なパーツでもあると思うので、感覚を知らない自分には手出しがしにくいところでもありました。

BBについて

結論から言うとBBは交換をして貰いました。話を聞いてから思ったのですが、このパーツはそもそも交換しなくても工具を持っておいた方が良い気がしました。

交換済のBB。黒くなって少し精悍な印象になって帰ってきました。

BBはシルバーっぽい物からブラックに変更。見た目は気にしていませんでしたが黒でスッキリした感じに。CULEBROのは、BSAという規格のようで、68mmのものになります。

価格は2,000円程度で工具も付いてくるとのこと。・・・なにっ、マジか! 工具貰っておくんだった!

お店の人曰く、BBを確認しようと思ったらそもそも留め具がゆるゆるの状態ですぐにダメだと分かったとのことです。

もともと付いていたBB。Tiagra SM-BB4600

で、ダメになったBBを貰ってきたんですが、中が割れていて手で回すとゴリゴリと明らかな違和感が、、、ちょうど持っていく2週間くらい前に耳をすますと、変なジリジリという砂をこすってるような異音がしていた気がするのでBBだったのだと思います。

乗る内に締め付けが緩んできて、ペダルに荷重する度に負荷がかかり緩みが進んでガタが大きくなってBB内部が破断したのか、原因は分かりませんが緩みが無いかを確認するために定期的にチェックし増し締めするつもりの方が良いかもしれません。

両端の黒い輪っかの部分が回るようになっていて、内部のベアリグ不良や粉じんにより動きが悪くなる

ちなみに、壊れたBBを見たところCULEBROに付いていたBBはSM-BB4600という物でTIAGRAのグレードになっています。現行品はBB-RS500という方なのですが、今回交換したSM-BBR60は実はULTEGRAグレードだったりします。その差額実売価格で1,000円未満!

BBが壊れていたせいもありましたが、クランクの周りがスムーズな感じがしたのはグレードが上がっていたこともあったのだと思います。

お店の人曰くBBは1年に1度交換するつもりでも良いと思いますよ。とのことでしたが、今回ULTEGRAに変更しても2,000円ちょっとで済むということが分かりましたし、BBの交換については私も同感です。

ヘッドパーツについて

前にステムを取り付けた時に付け方が悪くガタが出てしまったのですが、それ以来ステムの付け替えは苦手でコラムキャップをはめる時に力加減が分からず薄いコラムキャップを歪めてしっていたようです。・・・締めすぎ。ということでコラムキャップを交換。

これのブルーを購入

そして重要なポイントですが、ステムの上にスペーサーを2枚に入るように位置を変更。多分5mmくらいだと思います。

先日のバイクフィッティング以降、ハンドルを一番上に上げていました。・・・が、カーボンコラムの場合は、最上部にステムを付けてしまうとそもそもステムの締め付けトルクがコラムに対して均等にかからないことと、またそれでも締め付けすぎてしまうとカーボン自体を割ってしまうことになりかねないとのことなんです。かなり危険ですね。

ステムの上にはスペーサーを挟む方が安全

↑グレーで真ん中を通ってる棒がフォークに繋がっているコラム。左の正解の絵は下からヘッドチューブ、スペーサー×3、ステム、スペーサー×2、トップキャップとなっています。

そこまでシビアでなかったりプレッシャーアンカーの種類にもよるのかもしれませんが一般的にはスペーサーを上に入れた方が良いようです。

これ、言われてみれば「なるほど!」って思いましたが、言われないと私は失敗をするまで気づかなかったと思います。コラムがカーボンの人は特に注意ですね。

参考:コラムスペーサーを上に挟むことについて バイシクルセオ浦和店さんの記事
参考:アヘッドのセッティング By PROKU : ロードバイクPROKU

肝心のヘッドパーツ自体は特に問題なしとのことで良かったです。

ホイールの馴染み出し

オーバーホールとは別でホイールのメンテナンスもやってたのでお願いをしました。

カンパとフルクラムは初期の状態では調整が甘いことがあるようで、意図的に負荷をかけてホイールをしならせることでスポークの張り具合を均一化したり、ハブ内のベアリングのアタリ具合を調整して遊びが適正な状態にすることを馴染み出しと言うようです。

スポークの馴染みの他にハブのガタもチェック

昔乗っていたクロスバイクやCULEBROのノーマルホイール、ミニベロのホイールが振れていたので簡易的にニップル回しで振れ取りをしたことがありますが、さすがにレーゼロでそれをやる気にはなれません。

結局スポークには問題無くリアのホイールのハブにのみガタがあったのでその調整をしてもらいました。

このハブにガタがあった場合、放っておくと最悪、中のベアリングを痛めてしまうこともあるそうです。

ホイールをフレームにセットしたまま左右へ揺らすとガタが見て取れるみたいで、たぶん振れとは違うブレ方なんだと思います。友達のホイールとかでガタがないか見てみたいですね(笑)

ネットでハブのメンテナンスで調べると結構出てきますが、横から手でガンガン叩いたりする人も居るそうです。たぶん同じようなことをやってくれたんじゃないかな~。・・・ネットではZONDA以上のハブと書いてあったのですが、家にあるレーシング5を見てみると同じように見えるので、たぶん近々ハブの調整は自分でやっちゃいそうですw

自分がいじったところの精度が問題無かったか

結論から言うと、問題になるようなことは無かったようです。ただ、及第点であることは間違いないと思うので、より理解が進めば良くなるところはたくさんありそうでした。

ワイヤー類について

ブレーキワイヤーやシフトワイヤーについては特に問題ありませんでした。

ただ、拘ってBBBのワイヤーを使うなどしていましたが、別にSHIMANOで良いし、むしろSHIMANOが良いよというアドバイスを貰いました。1月にワイヤー交換はしたのですが、今回またワイヤーを全とっかえしています。勿論、バーテープも交換。

SHIMANOの物はテフロン加工している物が良いのは良いんだけど、引きの軽さなどはワイヤーの取り回しなどの影響が大きいので、SUS(ステンレス)なら通常ので全く問題無いということでした。なのでケチってお任せしました。多分↓これ。


シフトワイヤーは初期伸びはかなりして、シフトが1段入らなくなるくらい伸びると思います。(こまめに調整をしていったので実際そんなことにはなってないですが、放って乗って行くと多分入らなくなっていたかなと。距離にして200kmくらいです。)

引き自体は多少軽くなりました。特に左のフロント側。取り回しについては、たぶん数か月後にバーテープを変えてると思うので、その際に写真を撮っておきたいと思います。

また、シフトワイヤーのケーブルアジャスターですが、これをフロントのみにしています。余計な物を入れると抵抗になるのでリアはそもそもディレイラーについてる物で十分だからフロントのみアジャスターをつけました。とのことでした。

ケーブルアジャスターはフロントだけ取り付け

リアは確かにそもそもあんまり使わなかったので良いかなと。軽さはそこまで影響していないかと思いますが「抵抗になるから余計な物は挟まない」ということを知っている人には「あいつ、分かってるな」となるかと思います(笑)

また、リアのブレーキワイヤーはフレーム内を通っているので、滑って入ってこないようにシリコンチューブを付けてくれていました。こういったところも細かい技が光って素晴らしいと思いました。

フレームに入る部分にシリコンチューブを挿して滑らないように調整

ブレーキパッドについて

全くノーマークだったブレーキパッドについて、付けてる位置がずれてると指摘がありました。上下位置?
オーバーホールが終わって確認してもイマイチ違いが分からないのですが、まぁ言われてみると効きが良くなったような気がしますw
ていうか正しい取り付け位置とか見てその通りやってたつもりなので自分で判断することができません。

ということで、ブレーキパッド取り付けのためのアイテムを買いました。

位置調整もできてトーインもつけやすい! ミニベロの調整をしたら非常に良い感じでした。近々、CULEBROもパッドを取り換えるので改めて紹介したいですね。

 第三者視点での意見

特にファインディングス的な物は無かったのですが、やっぱり自分でやってたことがどのくらいヤバかったのかみたいなのが分かって良かったです。

やっぱりまだヘッドパーツが怖すぎます。基本、締め付けトルクが経験値に依存する部分は怖いです。あと、分解した時のパーツ1つ1つの意味が理解できない。

今回、オーバーホールに出してみてBBは今後やってみたいとこになりました。

ホイールもやってみたいですが、少なくとも振れ取り台、センターゲージ、テンションメーターは追加で用意しないとですからね。なかなか難しいです。

オーバーホールについてのまとめ

やっぱり経年劣化などする物ですので、1度受けてみるのが良いかと思います。そうするとどのくらいで見せた方が良いかとか、人によっては全然気づかなかった異音などに気付くこともあると思うので、乗ってる時の意識が変わってくることもあるかと思います。

意識が変わるってのは何かの要因によっておこることが多いと思うので、オーバーホールはその要因が溢れている気がします。

料金に関しては、どこのお店でやっても安くは無いと思いますが、パーツを全部ばらして清掃して組み付けをしていく・・・なんてことを考えたら自分でやった場合、何十時間かかるか分からないので時間単価で考えてみればかなり安いですしね。

多分、自分も時間かからないところは自分でやって、時間かかりそうなところは個別に点検に出す。で、数年に1度はフルオーバーホールと今後そんな感じかなと思います。

おまけ 今回交換したパーツ一覧

おまけで今回交換したパーツ一覧を書いておきます。

ちなみに、ブレーキワイヤーとシフトワイヤー周りは1台分ですが、Amazonで買うより安い価格でした。インナーワイヤーはタイコがあるので割引は難しいと思いますが、アウターは業務用の長い物をカットして使ってると思うので、安いんだと思います。

工賃はオーバーホール代に含まれてるので不明ですが、単体でそれぞれ頼んでたら工賃やばかった気がします。
価格参考:修理とチューンナップ|Y'sRoad ワイズロード

また自分でやるとなると工具などを買うことになるので、差し引いて実質自分でやった場合での節約額としても初回はそんなに浮かない気がします。これをどう考えるか・・・ですね。個人的にはお店でやることをオススメします。

ロードバイクを購入して1~2年くらい乗ってる方、そろそろ出してみても良いんじゃないでしょうか。点検って意味は勿論ありますが、単純に学びがあって私は出した金額以上の満足感はありました。

 

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