千葉外房 勝浦で味わった冒険感

ロングライド

ちょっと前ですが、たまたま勝浦に旅行で行く機会があったので軽い気持ちでミニベロを車に積んでいったら、たった1時間で15㎞くらいのライドなのに冒険感のある非常に楽しい時間が過ごせたので内容薄いですが写真中心に雰囲気を紹介したいと思います。

勝浦で味わう冒険感

鴨川や九十九里はいったことがあり、同じような気持ちで海沿いを軽い気持ちで軽く走りました。

短い時間でしたが、勝浦の景色は非常に雄大で満足度の高いライドでした。

たまたま運が良かっただけかもしれませんが、海沿いの地形やそこにいた人達からカルチャーを感じた気がします。

歴史を感じる海沿い

現地に到着して勝浦海中公園の向かいにある博物館に車を駐車し、そこから海沿いを東方向に進みます。

時間は確か4時近くで、既に夕日が挿しかかっていました。

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入り組んだ道が海沿いに進み、何度も小さなトンネルが続いて、何かトレイル感と遠くへきた感覚が一緒に楽しめました。

幾つかトンネルを通りながら、勝浦海中公園から東へ向かいます。

勝浦漁港にて、とてもきれいな漁港で結構な人数が釣りをしていました。長靴をはいた馴れてそうな人も居れば遊びできていて楽しそうに釣りをしてる人もそれぞれ楽しんでる感じでした。

何というか、釣りに生活感を感じたのは初めての経験です。

雄大な夕焼け空にはトビが飛んでいます。たまーに降りてきてるトビも・・・近くに来たときは結構でかくてビビる。

千葉では良くトビを見ることができますが、恥ずかしながら昨年房総を旅するまで野生の猛禽類を見たことがありませんでした。

初めて見た時はテンション上がって、「何だろな~あの鳥、、、トビ!?マジでか!?」を繰り返し言っていましたが、皆さんは結構見たことあるもんなんでしょうか?

先に進むと八幡岬という岬があり小高い丘になっています。この先に少し開けた公園がありその先に展望台があるんですが、海を見ると広島の厳島神社のように海上に出た鳥居を見ることができます。

帰りのルートでは海側を走りましたが、まるで海の上を走っているような橋がかかっていたり。

僅か片道7㎞程度のコースなのに、色々な景色が見れてなかなか味わえないような冒険感を味わえた気がします。

 ちょうど良いローカル感

翌日は宿で朝ご飯を食べた後に「朝市」と呼ばれる小さなマーケットにでかけました。

300mくらいかな?住宅街の軒先にみんなで店を出して、フリーマーケットのように魚介類や果物を売っていました。

客も半分くらいは地元の人っぽい。新鮮で安いのは言うまでもなく・・・ただみんな口が悪いw 海の人って感じでしたね。

果物はラ・フランスなどが。形は悪いけどでかくて安すぎ。

マスコット的に猫が寝てました。人になれすぎw

ちょっとした博物館が面白い

朝市の後は、海中公園へ。

海中公園は、灯台のような建物なんですが、海の上にある細い通路を通って向かいます。

この先に見えるのが海中公園の建物。建物の上の方が入り口になっています。途中から海中に潜っていて4階辺りから入って1階に下りて行くと海の中という感じ。

下では海中に仕掛けられた餌に群がる魚たちを見ることができます。結構浅いところなんですが、ウツボのような珍しい魚も見れました。

ちなみにいたるところにさかなクンの絵が貼ってありますw

海中公園をメインの目的とすると非常に物足りないと思いますが、ライドの途中に休憩がてら寄るのは非常に楽しい場所だと思います。

近くて遠い存在だった千葉

千葉と言うと、遠くて不便。閉鎖的で中途半端。非常に失礼な言い方だけど、そんなイメージを持っていました。失礼な物言いですみません・・・

しかし、自転車に乗るようになってその認識が間違えていて、改めなくてはならない気持ちになりました。

逆に言うと距離以上に、私自身の認識の違いが千葉を遠ざけていた気がします・・・いや~、千葉ってめちゃくちゃ面白い土地だったんですよね~(笑)

千葉と言えば、電車は不便で車は渋滞するイメージだった

千葉と言うと、20代の頃に九十九里に海水浴に行くか、津田沼とか、もうちょい奥の花見川とかにハマってたゲームの大会に出るために行くくらいしかなかったんですが、交通の便は悪く、京葉道の大渋滞、湾岸線の大渋滞。

むしろ栃木や群馬の方が気軽で、実際の距離も多少あるから小旅行の気分を楽しめてお得なイメージさえありました。スノボもやってたし。

でも、自転車に乗り始めて千葉がこんなにも近くてコンテンツが溢れている土地だということに気付かされました。

気付けばしょっちゅう行っていて、少し奥に入ると豊富なコンテンツがあることに気付く

住んでるところが東京の西から東京の東の端っこに移ったのもありますが、自転車にハマってから、やれサイクルモードだ、やれサイクルテラスだ、やれワイズロード船橋だ、やれバイチャリ松戸だなどとお店を回り、妻と内房沿いを2泊3日で自転車旅をしたり、同僚と内陸を突っ切って鴨川まで行ったりして、気づくと千葉が随分と身近な存在になった気がしていました。

別に住んでいる人達からしてみれば、他県から人が訪れることを歓迎していないかもしれないのですが、実際に行ってみるとそんなに遠くなかったりします。

そして、少し足を延ばすとで雄大な自然があり海沿いは平坦、内陸は山岳、食べ物は新鮮で豊富な魚介資源はもちろん、果物も豊富、牧場も多く乳製品に加え、カルチャーを感じるB級グルメも盛んです。 B級グルメまとめ→https://retrip.jp/articles/7801/

 千葉へ自走する時の湾岸線を走るコツ

千葉へ向かうのに走りやすい道と言えば荒川や江戸川のサイクリングロードから海側へ出て、葛西臨海公園あたりから湾岸線を海沿いに走っていくところを想像する人が多いかと思いますが、いざ行ってみるとその考えが甘かったことを知らされるかと思います。

・・・湾岸線(357号線)は車が多くてめちゃくちゃ怖い!!

かと言って、京葉道を走ろうかと思うと、これまた自転車で走るには非常に怖い。

自転車は車道を走らないといけないのですが、正直なところ湾岸線(357号線)の車道を走るのは自殺行為かなと個人的には思っています。

車道側に側道から木が飛び出している箇所などもありますし、区間によっては80㎞/hくらいでかっ飛んでいる車もいるくらいですし。

自転車は車道を走っても良いことにはなっていますので幕張あたりまでは無理せず歩道をいつでも止まれるスピードで走らせて貰うか、1本裏通りを通るようにすると良いかと思います。

幕張辺りまでの道も慣れると楽しいですが、それより更に千葉へ進んでいくと、また違った走る楽しさが見えてくると思います。是非!