ヤビツ峠に初挑戦!次に行くときは泊まりで行きたい!

2016/02/29ロングライドツーリング

初めてヤビツ峠にロードバイクで挑んできました。

初ヤビツ峠 チャレンジ

というのも、昨年の東京グランフォンドに出てからという物、日が経つにつれてその悔しさが地味にでてきていまして、来年もう1度出て足をつかないで登り切ってやりたい!という気持ちが芽生えてきました。

しかし、私の住む東京の江戸川区周辺には練習となるような山がありません。

他のローディのレベルが知りたいところもあり、噂で良く聞くヤビツ峠までセキドンと一緒に練習に行ってきました。

ヤビツ峠を登りきるには

神奈川県秦野市にある峠で、700mほどの標高の峠です。まぁ、登ったけどあんまり詳しくはありません。

南側が表、北側が裏と呼ばれるらしく、「ヤビツ峠」に対し北側は「裏ヤビツ」などと呼ばれているみたいです。

今回はそんなヤビツ峠を登ってきました。

ヤビツでキツイのは前半。攻略はコースを理解することが重要

私の場合、タイムよりも登りきることが第一の目標となってますので、その認識を持って貰えると良いかと思います。

結論から言うと2回足をついたのですが、ついたのは前半の1/3のところまでであって、そこを対策するのが重要かと思いました。

そもそも登り切れる人はタイムを気にするもんだと思いますが、まずは登りきることを目標にしてる私のような人であれば、対策の仕方が違ってくるかと思います。

奥多摩は斜度よりも距離の長さがキツく感じましたが、ヤビツは長さより前半にある斜度がキツイような気がしたので、ヤビツであれば最初の斜度の坂だけクリアする能力をつければ何とかいけると思います。

個人的な感覚では一時的に高負荷になるため、奥多摩より心拍を強くする必要があると感じました。

自信が無い人は「前半を終えたら後半は楽になる」という事くらいは意識として持っていた方が良いかと思います。

「こんな坂が1時間も続くの?」と思うとしんどいですが、最初の坂をクリアした後には「もうあの斜度の坂は出てこない」と分かっていればだいぶ楽になるんじゃないかと思います。

タイムとスペック

タイム1時間5分ほど。(Stravaのログからだいたい)

2回足をついて、1回目は5分ほど休憩、2回目は2分ほど休憩しています。

身長174cm、体重70kgジャスト、年齢38歳というスペックです。

登りに自信がある人は別だと思いますが、20代の人であればスペックが近ければ足もつかずに1時間切りで行けそうな気がします。

趣味で乗ってる私と近いような人は同じような感じになるんじゃないでしょうか。参考になると嬉しいです。

ゴールで待っていた出会い

この日は何と不思議なことが起こりました。

事前情報を殆ど仕入れないで向かったヤビツ峠だったので、有名らしい「菜の花台」というところなども全然気づかず通り過ぎ、あとどのくらいでゴールなんだろう?と思いながら、ふと目の前に現れたネットで見たことのあるゴールを意味する有名な看板。

えっ、ゴールなの!?と思った時、かなりの音量で「やったーっ!ついたーっ!」と周りに人が居るのに歓喜の声を上げていました。

FOCUS CULEBRO乗りに出会う

ようやっと息が整ってきて、さて記念撮影でもしようかなと思っていた時、近づいてくるローディが・・・

「ひょっとしてぶりおにーるさんですか?」

・・・な、なぬーっ!?

何という偶然!全く顔も知らなかったんですが、Twitter上で何度か話したことのある「ponz.c」さんがたまたま居合わせて声をかけてくれたんです。

同じCULEBRO乗りでAG2Rカラー。そして特長的なU字ロックの固定方法から分かってくれたみたいです。

ホント、びっくりしました! 登り始めたのが13時頃からという微妙な時間にも関わらず、たまたま会えたなんてあと5分時間がずれてたら本当に会えなかったですよね。

ということで記念撮影。

ponz.cさん(左)とその友達(右)で記念撮影

何という良い笑顔w

友達の方はBH乗りとのことで、二人して「LONGRIDERS」のステッカーを貼っていたのが羨ましかったです。

ponz.cさんCULEBROと私のCULEBRO

FOCUS CULEBRO 2.0 AG2Rカラーと、BH、CANYONという珍しい組み合わせw

少し喋った後に二人はロングライダースツーリングガイドに載っているらしい裏ヤビツ側の喫茶店に向かわれました。

いや~、それにしても良く分かったねと言うか、U字ロックの記事をたくさん書いておいて良かった(笑)

Twitterの存在もそうですが、ロードバイクはこういった出会いも面白いですよね!

また全然違った顔を持つ裏ヤビツ

余談ですが、ヤビツの頂上にはゴミ箱が無いので、初めて行く人はコンビニ袋程度のゴミ袋は持参した方が良いですよ。私は空き缶をそのままジャージのポケットに入れて持ちかえるようにしました。

この辺はセキドンが登山も趣味なのでマナーがちゃんとしていました。こういった山のマナーみたいな物も身に着けていきたいですね。

自販機で暖かい飲み物を飲み20~30分ほど休憩をして、裏ヤビツを降りることに。

裏ヤビツは表側とは全く違う印象を持っていました。

下るといきなり寒い。道にはまだ雪が・・・

降りはじめて100mほどで、非常に気温が低いことを感じます。

登りと下りではスピードが違うので風が冷たいのは分かるのですが、明らかに日陰による気温の違いがあります。

手はかじかみ、路面にはまだ雪が残り、車線が片側凍結して危険な状態なところもありました。

しかし、斜面自体は表よりも緩やかに思え、なにより距離が長い!降りても降りてもまだ降りる。

裏ヤビツはこういった景色が続く

そしてところどころに現れる景色が素晴らしく、道の両サイドが木に囲まれた林道のような場所や小さなダムのような渓流、眼下に広がる透明度の高い川などがとても綺麗で表側とは全く違う自然溢れる景色の中を走れます。

川の真ん中に岩。幻想的

時期的な物もあると思いますが、木々の色がキレイなグラデーションになっていて射し込む陽ざしがとても幻想的でした。

ところどころ工事しているところもあったのですが、是非ともキャンプ場にしてくれないか・・・と思ってしまいます。

麓に着いたら向かった先はZUND-BAR

裏ヤビツを降り切ったら少しするとZUND-BARという何やら有名なラーメン屋が現れます。

グルメなセキドンにただただ連れられて入店。私は醤油ラーメンの「まろ味」というのを頂きました。

急に現れるおしゃれなラーメン屋、ズンドバー

麺は冷麺のような細麺。

スープは甘みがあるとろっとしたスープで美味しかったです。麺は細麺なのは好きなのですが、もう少しスープと絡みやすいのでも良かったかな~。

まぁ、私は味音痴なのであまりあてにはなりませんがw

ズンドバーの周りには温泉が幾つかあって、次回行く時は温泉入って宿に泊まりたいと思いました。

結論:ヤビツに行くなら泊まろう!

個人的な希望を言えば、

初日:自走で行く→1本登る→裏に降りてきてズンドバーで食べる→温泉に入る→宴会する→寝る

2日目:裏から登る→表から降りる→自走で帰る

これが理想的だな~と。

工事してたところがキャンプ場になったら、ワンチャンあるなと(笑)

まぁ、キャンプになったらセキドン任せですけどね。なんせ会社の昼休みに鯛を買いに行ったりするような男でワインの資格も持ってるような人ですから期待しちゃいますよね(プレッシャー)