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FOCUS CAYOに乗り換えた理由、気づき、今おすすめする1台

FOCUSは非常にレーシーなメーカーだと思ってます。

レーシーとはなんぞやと言う話は人によって違うと思うのですが、私の場合は「より戦闘的なスタイル」=「深い前傾姿勢」という意味で使っています。

3月末にFOCUS CULEBRO 2.0 2015年モデルからFOCUS CAYO 105 MIX 2016年モデルに乗り換えました。

「またFOCUSなの?」と聞かれますが、色々試乗してこれ以外にありえないという結論に至っているので今日はCAYO購入に至った経緯、理由、満足度について記事にしました。

100点の買い物ができたと思う

CAYO 105 MIXですが、カラーはCARBON - RED - WHITE というものになります。

納車日の様子

今年の冬のボーナスで2017年モデルを買う予定だったのですが、2016年モデルが激安で売っていたので色々あって買うことにしました。

実は今回買った2016年モデルの105MIXに関しては、そこまで見た目は気に入っていなかったりします。CULEBROのがカッコいいし。

まぁただ今回買い換えた理由は200km以上走るとかなりの疲労感があってCULEBROで300km、400kmを走るのは自分には無理だと思ったからです。もしくは出来てももっと楽に走りたいと。

CAYOを選んだのは過去に試乗をしまくって、ポジションとフィーリングがもうこれ以外ありえないわっていうある程度煮詰まった状態になったので、目的達成に重要なそのフィーリングを覆すほどの他の要素(デザイン力)を持ったチャリに出会うことがなかったというところです。

私の中で最も好きなデザインはニールプライドのナザレ1ですが、これにも試乗して非常に楽なポジションだったもののCAYOの購入を覆すには到底至りませんでした。

NEILPRYDE NAZARE1

NEILPRYDE NAZARE1

そのくらい試乗を重ねた結果のフィーリングでしたので、今回のCAYOに関しては買い物としては100点の買い物が出来たと自負していて、全く無駄が無くテンションが激しく浮き沈みすることもないまま、ただ腹落ち感があって良い買い物をしたという満足感がある感じです。

求めたものは楽でいて且つレーシーなポジション

私は素人なのでジオメトリの見方は分かりませんが、BBを中心に数字を見ていて雑に言うとBBからヘッドパーツの上までの長さ(Stack)が短くなればなるほど前傾姿勢が深くなると考えています。

落差に関係するStack値

今回のCAYO購入はこのポジションが最も影響していました。

CULEBROに慣れてしまったため、どれに乗っても物足りない

何度か過去の試乗した記事で書いていますが、CAYOはとにかく乗った時の乗車姿勢が楽というか手を伸ばした先にハンドルがあって近くも遠くもない自然なポジションというのがありました。

ノーマルの状態でしっくりくるのは、ベースの設計が自分の体にあっていたのだと思います。このことがCAYOを欲しいと思った最初の理由です。

他メーカーでもハンドルの位置など楽なポジションについては妥協できる車体はいくつかありました。ナザレ1もその1つでした。しかし、幾つも試乗してきて何か違和感を感じることが多い。何だか他メーカーは座ってる感じが凄くしてしまうんです。一言で言うと「特別感」が無い。

ロードバイクに乗るという「特別感」

これまでの2年、CULEBROはSサイズに乗っていて適正身長内だと思うものの小さい方でした。そのためサドル高を適切にするだけで自然と落差が出て前傾姿勢になっていました。それが普通だと思っていたのですがどうも試乗しまくってると他のメーカーは違う感じ。サイズを落としても上げても何だか物足りない。

そう思ってCULEBROのジオメトリを見直してみるとかなりStackが小さいことに気づきました。前傾がもともと深いCULEBROでさらにサイズ小さめのを乗ってたためより前傾姿勢が強制されて、このポジションに慣れてしまったため、他のバイクに乗るとどれも上体が立って、よく聞くアップライトと言うスタンスに思えるようになっていたようです。

なんともこうなると「さぁ行こう!」という気持ちにならなくなっていました。

信号からのスタートが遅いと言われるロードバイク

そんな中、CAYOはエンデュランスモデルとは言われながらも、乗った時の印象はなぜか他メーカーに感じるような違和感はなくCULEBROと同じような尻が上且つ前方にあるような、上半身が乗り出すような重心位置で「ロードバイク(という特別な乗り物)に乗るぞ!」といった変わらないワクワク感、特別感を感じることができたんです。もちろん、上半身は自然な感じでです。

型落ちの最下級モデルを選んだ理由と105 MIXの注意点

実は2017年モデルを買おうと思ってました。初めて見たときは酷いデザインだ・・・と思ったのですが、Instagramで人のを見てたら非常にかっこよく見えてきて、それで冬のボーナスでと考えていました。・・・が、私の欲しいカラーは「ULTEGRA MIX」のモデルだったんですけど、私にはULTEGRAのグレードは必要無いんですよね。

khodaabloom farna 20

もともとKhodaabloomのFarna20っていうミニベロに乗ってましてコンポがTourneyなんですが、調整したら何の問題もなく変速がバシバシ決まる。別にレバーが固いなんて事もないし変則時の手に伝わる振動などに感じる安っぽさこそはありますけど、性能としては全く問題ない。

もともとCULEBRO乗っててもコンポには全く不満が無かったので、そしたら105より上のグレードには全く興味がわかなくなってしまったのでカラーのために上のグレードを買うのがバカバカしくなって、安くなってた2016年の105 MIXを買ってしまいました。

FOCUS CAYOの型名について

ちなみにFOCUSは2016年モデルから型名が「105」「ULTEGRA」「DURA-ACE」などという内容に変わりました。私の買ったのは「105 MIX」というモデルですが、この「MIX」が付くモデルは「105 MIX」専用カラー、「ULTEGRA MIX」専用カラーがあって、逆に他の色は選べませんw 「MIX」が付かないモデルはそれぞれ好きな色を選択できるようになっているようです。

CAYO トップチューブ

まぁ、そしてこの「MIX」ってモデルが曲者でして、例えば「105 MIX」であれば、分かりやすいSTIレバーやディレイラーは105だけど、それ以外のクランクやブレーキは安いFC-R500やテクトロのブレーキを付けて価格を下げるということをしています。

サドルも2016年であれば「105」モデルはサンマルコのPONZAですが、「105MIX」はコンセプトEXというFOCUS独自のやっすいのが付いていて、こういうところで何もわからない初心者殺しが行われているのが厳しいところだと思います。

2015年の冬 ワイズロードスポーツバイクデモにて

更に特殊仕様の「105 MIX」というモデル

そんなこんな言ってもブレーキは買いなおせば良いし、フレームはフルカーボンで「105 MIX」ってコスパ凄い高いじゃん!と素直に喜べないもう1つの隠し仕様があって、このモデルだけフォークのカーボン素材が1ランク下のものが使われています。形状も若干違うようです。「105」や「ULTEGRA MIX」はフォークもP2という型名のフレームと同じカーボン素材を使っています。

自転車の会 三浦ライド

何だよ、「105 MIXって全然良くないじゃん!」と思ったかというと、人によってはそうだと思いますが、私は全く気にしていません。

フォークに関しては、若干剛性が低いというのはあるようですが平坦ではおそらく影響はなくダウンヒルで若干たわんで反応が一瞬遅れるとかだと思います。

まぁしかしそもそもCULEBROのフォークと同じ素材なので全く問題無しですし、ダウンヒルは攻めたくない人ですし。また形状は十分カッコ良くて違いが正直わかりません。

また、サドルに関してもCULEBROについてた物と同じなので即交換しますし、CAYOを試乗した時にPONZAのサドルが良かったので試しに単品で買ってみてCULEBROに付けたら全然良くなかったという体験をしてたりするので、サドルは判断材料にはなりませんし。(2017年モデルはフィジークがついてるみたいです)

もし、CAYO 105 MIX乗ってる人や購入考えてる人で「えっ、そうなの?」と思っても全く気にすることはないと思います。根本的な問題は全くありませんから。まぁでもブレーキだけは変えた方が良いのは確かです。

実際に250kmほど走ってみて気づいたこと

実は購入したショップは家から50kmも離れた店でした。まーた「近所のショップで買えとあれほど・・・」と怒られそうですが、まぁチェーン店で家の近くに店舗があるから良いかなと。

で、ショップからノーマル装備で帰ってきた翌日に、レーゼロに履き替えて三浦を一周、その1週間後に和歌山のセンチュリーライドに出てきました。

試乗車は完成車の状態とは別物だと考える

過去にCAYOを試乗した時はULTEGRAモデルでした。グローブライドの人が「今日はレーゼロはいてるし、良い状態で乗れてラッキーですね」なんて言っていて「ほんとその通りだ!ラッキー!」と思っていて最高の乗り心地に「CAYOいいわぁ~」となっていたのですが、今回購入してから家まで漕いで帰る50kmはかなり苦痛でしたw

ホイールが糞だとこうも糞なのかと。

もうノーマルの鉄下駄ホイールは1年半以上はいてなかったので、実は買った初日は「あれ?試乗した印象と違うぞ」とかなりドキドキしていました。

スポーツバイクデモ2016のイザルコ

サドルとホイールを交換したら「CAYO www 最高www」となったので、試乗の時は完成車より良い状態で出されていると意識した方が良いです。試乗の罠だと思います。

SサイズからMサイズへの変更の影響は割と大きい

試乗を念入りにしたとは言え、Sサイズ(CUCEBRO)からMサイズ(CAYO)への変更の差は感じます。シートポストの高さは変わらないけどヘッドパーツの高さ(Stack)は上がっているので落差が出にくいことが分かりました。

これは驚きの発見だったのですが、落差が無くなるとペダリングへの影響が結構出るんでふ。これは試乗だけでは分からなかったことでした。

ひょっとするとクランクの長さが違うのかもしれないですが、固定ローラーに乗りながらサドル高、サドル位置、クリート位置の再調整をして、上半身以外にペダリングでもしっくりくる位置を探しておく必要がありそうです。

ポジション出しの楽しさと疲労軽減の限界

ちなみに自分で試行錯誤して自分にあったポジションを見つけ出す楽しさがあると思ってるのでフィッティングに行くのは多少煮詰まってからが面白いと思っています。確かに変な癖がつく可能性もあると思うのですが、競技者ではないのである程度はそういう変な癖も面白いと思っています。

ちなみにCULEBROでいうと最初はあまりハンドル落差はありませんでした。しかし、足の痛みや尻の痛み、パワーの効率を意識してポジションを調整に調整を重ねていってサドルの高さは徐々に上がっていきました。

最終的に「すげぇ乗りやすい!」と言う位置に固まったのはCAYOを購入する当日だったりして、チャリ屋まで行ったけど乗り心地が改善されて暫く購入に悩んだくらいです。ただCULEBROの場合、どれだけポジションが出たとしても長距離走行時の疲労を軽減するには限度があると想像していました。

疲労について軽減するのが期待する効果だったので、その効果を出すためにもCAYOのポジションを煮詰めていく楽しさがあると思っています。

驚くほどの効率アップ

和歌山では「わかやまサイクリングフェスタ2017」という160kmのセンチュリーライドイベントに参加をしました。ゴール前の40kmは平坦路を走るので実際は120kmの区間を2,000mほどアップする山岳コースでした。

コースレイアウトは全然違えど緩いグランフォンド軽井沢の疑似練習になりました。私にしてみたらかなり厳しいコースなはずですが、全く問題なくすんなり走れてしまいました。ヒルクライムのポイントではスピードは遅いですが全く休憩なしでホイホイ登れてしまったのが驚きです。・・・1度もハンドルを引っ張らなかったw

和歌山サイクリングフェスタ2017

その代わり、CULEBROと比較して前傾姿勢が取れないからか残り40kmの平坦では巡航速度を上げた走り方は少し効率が悪い感じがしました。

一番大きかったのは、やっぱりゴール後の疲労感や翌日にどうしようもない睡魔に襲われることが無かったことだと思います。ハンドルから伝わるショックなどから腕が痛くなることも無ければ、翌日の疲労が軽いのは明らかな効果です。

ぶりおにーる的オススメバイク

ということで、CULEBRO(アルミ)からCAYO(カーボン)に乗り換えてとても満足してまして、CAYOは非常におすすめのバイクだと思います。

イマオさんのCAAD12に乗らせて貰ったのですが、CAAD12の振動吸収性ってすげぇな!と思いまして、CAYOと比較しても遜色ない感じでしたが、そう考えるとカーボンなのにCAYOは硬いとかって話なのかもしれません。・・・硬いと振動吸収は違うので振動吸収性が低いだけかもですけどもw

それでもCAYOが良いと思う理由はダラダラと前述した通りです。

良くある擬音で表すと、CULEBROが「ガッ」て踏んで「グググッ」って進む感じだとすると、CAYOは「フッ」と踏んで「ファ」と進む感じです。・・・無理だ、擬音w CULEBROが自分の体で車体を引っ張るイメージですが、CAYOは後ろから押されるような印象です。

これから始める人におすすめしたい自転車ランキング 2017年4月度版!

ということで、今もし誰かがチャリを買いたいと言い出したらおすすめしたい 唐突に始まるぶりおにーる的ランキング

1位 Specialized Tarmac SL4 Sport
Tarmac SL4 Sport
文句なし。ポジションはCAYO同様に前傾姿勢が取れて手が近いのに邪魔にならない感じで下ハンも楽々持てるそんなバイク。コスパもハンパ無くて、メインパーツは105で11s対応しつつ、ブレーキなどは価格を下げるためであるとは言えTiagraのブレーキを乗せてくるあたりが頑張りすぎで追加の出費が少なそうなのも良い。テクトロブレーキ積んでるCAYOと比べて8万近く安くなっててそんな価格差が付いててCAYOには勝ち目がない感じ。

乗り味は「あれ、これってエンデュランスモデルじゃないよね?」って思ってしまうほど非常にソフト。ギアの設定もフロント50-34T、リア11-28Tという設定は平坦にもちょっとした登りにも適してて最初に使う仕様としては良いと思います。たぶんリアディレイラーもロングで登り仕様に変えるのもやりやすいと思います。

これを買ったら毎日がスペシャル間違いなし!

2位 FOCUS CAYO
なんで1位じゃないんだよ・・・って、人に勧めるならスペシャのTarmac一択かなぁと。CAYOは気に入った人ならたぶん最高の一台になるんじゃないかと思います。ただ万人に勧める物じゃないかなって感じがします。どこかに行くとか、グルメライドを楽しむとかそういった目的じゃなくて、乗っただけで楽しい・・・そんな感じの乗り物を求めるならFOCUS良いと思います。

分かんないけど、イメージ的にはラグジュアリー且つスポーティ的なポルシェやバリバリ戦闘機のGT-R、ランエボ、インプSTIなどではなく、スターレットのターボで「やっぱこの車楽しいわ~」とか言ってる人に向いてる気がします。

3位 TREK DOMANE
TREK DOMANE 2.3
型名が変わってしまって特定していないんですが、TREK DOMANEはとにかく乗りやすいです。自転車でどこか遠くにでかけると言った目的を非常に適えやすくしてくれるバイクだと思います。

速く走るとか、誰かに勝つとか、勿論そういった願望にも応えてくれるバイクだとは思うんですが、それよりも快適に遠くまで自分の好きなペースで楽しく走る体験を与えてくれるバイクな気がします。なんつーかとにかく楽なんですよ、これ。

義父がDOMANE2.3という今でいうALRというモデルと同様のアルミに乗っているんですが、CULEBROとは完全に違う乗り物でポジションだけでなく全体の衝撃吸収性が優れていて走っていて鼻歌でも歌いたくなるような自転車でした。

グレードを上げていくと、衝撃吸収のための機能がより追加されていき更に快適に且つ路面の凸凹をいなしてタイムを縮めるといったよりストイックな願望も適えてくれるようです。試乗においても今のところDOMANEを超える衝撃吸収性を経験したことはありません。ライトな入り方をする初心者には非常におすすめなバイクな気がします。BONTRAGERというブランドでパーツも作っていて安くて信頼できるものが多いのでパーツ選びにも困らないのも良いところだと思います。

番外編 NEILPRYDE NAZARE1
NEILPRYDE NAZARE1
ニールプライド ナザレ。何がってメチャクチャカッコイイ。あと見た目がエアロ形状で凄く走りそうなのに実はポジションは凄く楽と言う初心者にも優しいジオメトリをしています。たぶん、ロングライドにも良いんじゃないだろうか。

ちなみに、NAZARE1は生産が終わってるみたいで在庫分だけになります。またフレームセット(タイヤとかが付いていないフレーム単品)での販売で完成車が無くもう殆ど在庫が無いはずなのですが、現在の在庫がある場合、完成車としてくみ上げて売っていることが結構多いです。そしてその場合は激安価格になっていることが多くてフレームセット単体の価格よりも安くなっていたりします。

見つけたら「売れ残り」じゃなくて、「目玉商品」だと思って見ることをお勧めします。

 

というところで、今日のCAYO購入にまつわる備忘録はこんなところで・・・。

 

 

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