2台目にオススメ。コスパと明るさが凄い自転車ライト フリックフラッシュ!
今日はスポーツバイクデビューからさほど日数が経っていないユーザーさんにおすすめしたい自転車用ライト、ドッペルギャンガーフリックフラッシュ800 DLF322-BKを紹介したいと思います。
※この投稿で紹介する商品はモニターとしてビーズ株式会社さんより商品提供を受けた物です。
ドッペルギャンガーさんからモニター商品をいただきまして、既にドッペルさんの「チャリコレ!」にも投稿済です。そちらもご覧ください。Blogにはもう少し突っ込んだ内容を書きたいと思います。
チャリコレ!に書いた私のレビューは↓になりますので、是非ともご覧ください。
チャリコレ!レビュー その1
チャリコレ!レビュー その2
チャリコレ!レビュー その3
フリックフラッシュ800は最初か2台目におすすめな高照度ライト!
今回記事にするドッペルギャンガーのフリックフラッシュ800ですが、これは人を選ぶライトだと思います。
Twitterをやっていると、やっぱりCATEYEのVOLTシリーズの評判が良く人気があるように思います。私も使っていてVOLTシリーズは確かに良いと思うんですが価格の面で難しいんですよね。
ある程度、装備が整った人はVOLTを買うのは良いと思いますが、自転車買ったばっかりの人がウェアとかグローブとかシューズとかバッグとか色々と揃えていくとライトに結構な金額をかけるのはかなり難しいと思うんです。
そんな中でVOLT400と同等の金額で800ルーメンが買えてしまうのは、経験が浅いユーザーには非常に良い選択肢なんじゃないかと思うんです。
具体的におすすめしたい人のイメージ
んじゃどんな人に?ってところなんですけど、言っちゃうと私のイメージでは以下の2つ
- 自転車始めてまだ日が浅いお小遣いが限られているお父さん
- 自転車始めて日が浅い一人暮らしの学生
こんな感じです。
うわっ、狭い・・・ターゲット幅が物凄く狭い感じになってしましました。
自転車用のライトについて、選定の要素として私は以下のようなことがあるかと思っています。重要度順に上から書くと以下のような感じになります。
- 照度・配光(明るさと形)
- ランタイム(稼働時間)
- ブラケット(段差などでもずれない固定力、取り外し可能などの使い勝手)
- 耐久性と信頼性(構造的に壊れにくいかと、過去の実績)
- 価格
- 見た目
優先順位の各位間の差はそんなに大きくは無いですが、この優先順位がかなり重要だと思ってます。
フリックフラッシュ800はハンドルに付けたら取り外さない使用方法が良いんじゃないか
フリックフラッシュの弱点とも思ってるのですが、このライト、、、ハンドルに取り付けるためのブラケットが本体と取り外しができないため、使わない時にいちいち取り外す使い方をすると非常に手間がかかります。
また、ブラケットがゴムを伸ばして留めるタイプで、このタイプは何度も使っているとゴムが切れてハンドルに固定できなくなる危険性があります。
そう考えると、このライトは1度付けたら昼でも夜でも充電中でも取り外さない使用方法がベストだと思いました。
・・・その場合、必然的に部屋のコンセントの近くに自転車を置いおくことになり、どういう人達かっていうと”家族の理解がまだ得られなくて部屋の隅っこに置いてあるお父さん”か、”部屋が物理的に小さくてどこに置いてもコンセントに近い学生さん”という先にあげた2タイプな気がするんですよね。
メインとして使い、できれば補助用と合わせて2灯体制で使うのが良さそう
これから自転車を買う人で、色々調べてライトはこのフリックフラッシュ800を最初の1台目に選ぼうという人がいるかもしれません。非常に良い選択だと思いますが出来れば2台目にするか、サブで1台一緒に買って2灯体制にするのが良いと思っています。
なぜか・・・全てのライトに言えることなのですが、故障が心配です。
フリックフラッシュ800は、電源オンオフが物理ボタンではないんです。
使い方に関してはオフィシャルの動画が非常にわかりやすいので見てみると良いと思います。
この操作におけるタッチパネル、これの耐久性についてがあまりに未知数過ぎてどうなのかわかりません。Amazonの評価を見ると、1ヵ月もせずにここが故障してしまったというレビューがありました。
勿論、VOLT100のような電源が物理ボタンなのに不良が多かった例もあります。
ドッペルさんは今回モニターをやらせてもらってかなりフットワークが軽く、本当に良い対応をしていただいているのでサポートは問題ないかもしれないですが、この耐久性という物においてはサポートとは別物で考えておく必要があるかと思います。続けて言いますがこれはドッペルさんに限らず全てのメーカーに言えることです。
夜、これから数十キロを走って帰らないといけない時に1つしかないライトが壊れてしまっては手の打ちようがありません。
そのため、前照灯として使用可能なライトを別で1台持っておいた方が何かと良いと思うんです。
フリックフラッシュ800の良いところ
ということでようやっと商品についてです。ちなみに、私はこのライト・・・非常に満足しています。
良いところは、以下の3点かと思います。
- コストパフォーマンスが高い
- 他社商品(VOLT400)よりも照度が高く、ランタイムが長い
- 操作系に工夫がされている
コストパフォーマンスが異常に高いです。800ルーメンで性能が同等のVOLT800と比較すると実売価格で半額以下で買えるパフォーマンスの高さ。VOLT800は使用したことないですが、VOLT400と比較した時のランタイムの長さは非常に魅力的です。
ちゃんPとVOLT400を共用していたんですが、私専用のを欲しいなぁと思っていたところに、モニター商品として提供を受けまして、今ではハンドルの下側に固定をして使っています。もちろん、外しません。
正直なところ、ブラケットに癖がある以外はVOLT400より評価は高いです。
異常に明るい照度
照度ですが、VOLT400は同じVOLTシリーズと比較しても暗いと言われるところがあるので比較対象としてはどうなのかはわかりませんが、圧倒的にフリックフラッシュ800の方が明るいです。
東京湾の若洲公園に行き、真夜中に写真を撮ってきました。スマホでの撮影ですが、マニュアルモードでシャッタースピードとISOを固定で撮影しました。絞り値はいじれなかったんですが、肉眼での明るさに近い状態だったので確かかと思います。
結論から言うと、フリックフラッシュの明るさは圧倒的で、ちょっとVOLT400は暗くて色々困惑し不信になりました。
それまでVOLT400は使っていて非常に明るい印象を持っていて夜はEL540と使うことで全体が明るく深夜でも不安なく走れていただけにこの差はショックでした。
今後、メインはフリックフラッシュでサブでEL540での使用になりそうです。
ランタイムが長い
ハイモードの800ルーメンでつけっぱなしにしたところ、パッケージに記載されている2時間をオーバーして約2時間半の間点灯していました。
単純に800ルーメンで2時間半は良い数字だと思います。
ローは公称9時間なので夜通し走る人には足りないかと思います。ここは注意ですね。ローが100ルーメンだったら完璧だったなぁ。
※201/01/30追記 モバイルバッテリーなどで給電しながらは使用できません。microUSBケーブルを挿した時点で消灯します。
配光も問題なく、横方向への副産物が便利
配光に関しては、人気のあるVOLT300~800までのシリーズ同等で、上下逆にしても使える円形のものになっています。
自動車の対向車を意識して正面から見比べてみましたが、変に上方向に向くこともなく個人的にはVOLT400と変わらない感じがしました。
また、横から黄色い光が出るようになっていて、この点も悪くないと思います。
上側に取り付けると、バックライトの無いサイコンや地図を照らすのにも使えると思います。
操作系が非常に工夫されている
センサー式のタッチパネルってどうなの?というところですが、非常に感度が良く使いやすかったです。
誤動作が気になるところでしたが、3回スライドすることでロックがかけられる工夫がされていることで思った以上に使いやすく、誤動作したことは無く私個人の間隔ではストレスは感じませんでした。
個人的にはVOLT400より操作系は使いやすいです。
見た目が意外に悪くない
頭でっかちな形をしていて勝手に魚のカツオを連想しているのですが、このてのタイプは総じて見た目にスマートさが足りないと思います。
このフリックフラッシュも届いたときは、うわぁ、、、と思いましたが、取り付けてみると意外にカツオっぽさが無くなります。
また先端のシルバーの部分が極めてプラスチックぽく見えるのですが、触るとひんやり。
クリアがかけてあるようなツヤがあるので分かりにくいですが、どうやらこれアルミのようで綺麗なヘアラインが入っています。
まぁここは好みの問題ですけどね~
フリックフラッシュに感じる不満と要望
最もダメなところとしてブラケットについてを書きましたが、大きな点として整理すると以下の2点かと思います。
- ブラケットが一体型でゴムバンド式というところ
- 操作がタッチパネル式というところ
まぁ実はあんまりありません。実際、私はもう固定して使っているので愛着が湧いてきていますw
ブラケットについてはサポートである程度はカバーできそう
ブラケットで最も良いのは、ブラケット部分だけオプションパーツで販売し直してくれれば良いなと言うところです。
現行のゴムバンドも需要はあると思うので、ゴムの劣化でちぎれた際などに交換するための修理パーツとしてサポートが受け付ける。
また、1,000円未満でCATEYEみたいに取り外しができるブラケットを開発してオプション販売してくれれば最高です。買います。
ゴムのブラケットは裏側をめくるとネジ1本で固定されているようなので、このネジを外せば簡単に交換できるようなブラケットを開発してくれたら言うことありません。
私は食事をする時は勿論、コンビニに入る時すらライトやサイコンを外したりするのであると良いなと思ってます。
ブラケットの開発さえすれば数日かけてツーリングするような人達に対しても購入の候補に上がる可能性だってあるかもしれないですよ!
タッチパネルの操作感度について
先に少し書いた通り、感度は非常に良いです。ただし、グローブを付けた場合は格段に反応が落ちます。
これは使うグローブに寄っても違ってくるところだと思いますが、全く反応しなくなるグローブもあるんじゃないかと思います。全く効かなくなってしまうと結構厳しいですよね。
私は3年くらい前のGOLDWINの冬用グローブを使ってますが、グローブの親指は反応するけど人差し指は反応しないなんてことがあったので、慣れみたいなのはあると思います。
何かアイウェアにしても偏光のはスマホ使うときに首を傾げながら使ってるし、スマホはグローブの指先に神経を集中して使っているし、なんだかもう1つ気を使って使うアイテムが増えた感じですw
ここのストレスに関して、私はあまりありませんが人によってはあると思うので重要な要素かも知れないですね。
ドッペルギャンガーというブランド(メーカー)について
ドッペルギャンガーさんは、自転車ではまぁ色々と言われているメーカーです。ちなみに、私はミニベロを買う際に候補に入れていたことがありますが、販売が終わってしまっていたシリーズで手に入らずに購入に至らなかった過去があります。
私個人の感覚ですが、何も知らないエントリーユーザーに対して奇抜な見た目と手が出しやすい価格で自転車を提供しているところにあるのかな?と推察しています。
本格的な高級バイクに乗っている人から見ると、本来の中身の説明をあまりせず本格的高級バイクとは異なる仕様(規格)の商品を提供しているように見え、それがユーザーを騙しているかのように感じてしまうところにあるかと思います。
ただ商品はどうあれマーケットに目を向ける姿勢やSNSを通じてユーザーと積極的に接触を取ろうとする姿勢は非常に高いんじゃないかと思います。
商売でやっている以上、利益を上げなくてはいけない中で、試行錯誤している様やリスクを取って今回私のような物にレビューの権利を与えることはチャレンジングなことだと思うんです。
ユーザーはメーカーに対して「ユーザーのことを全く考えてない」と怒ることが多いですが、ユーザーの声を拾い上げて様々な事情の中でプロダクトを作って行く企業は非常に面白いんじゃないかと思います。
アプローチがどうこうということはあるかもしれませんが、事実としてこういったチャレンジはイチユーザーとして楽しんでいきたいですよね。使っても居ないのにあまりにユーザーがネガティブなイメージを持ちすぎてしまうと、折角良い商品が出ていたかも知れないのに、自転車事業だけ撤退してしまうなんて言う悲しいことになってしまうんじゃないかと、、、そんなことを懸念していたりします。
蛇足ですが、今回ライトのモニターを頂いたので、浮いたお金でバナナホルダー買いましたw
バナナホルダー、私は動画撮影の際にでっかいバッテリーを持ち歩いているので結構使えるかなと期待していますw
※この投稿で紹介する商品はモニターとしてビーズ株式会社さんより商品提供を受けた物です。
終