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とっても怖いディレイラーハンガーの曲がりについて

先日のエントリーで写真を貼ったのですが、友人がLINEに写真付きで「自転車壊れました」的なメッセージを送ってきました。

それが、この写真だった訳ですが、ディレイラーハンガーを曲げてしまったことがある人ならすぐに分かると思うんですが、知らない人はなぜこんなことになるのか全く想像できないかと思います。

原因はディレイラーハンガーの曲がり

買って2週間くらいで、雨上がりに2回転倒したというのを聞いていまして、その後ビンディングデビューしてからも数回こけたと聞きました。

右側にもコロンと行ってたようなので、転倒の際にディレイラーに体重が乗ってしまってディレイラーハンガーを曲げていたんだと思います。

ディレイラーハンガーとは

ググるとたくさん出てくるので説明不要かと思いますが、リアディレイラーとフレームを接続するためのフック状の金具です。

わざとやわらかめのアルミで作ってあるらしく、ディレイラーに圧力がかかった時にディレイラーハンガーが曲がりフレームへのダメージを最小限に食い止める役割をしているそうです。

まぁ、今回の私の友人のように横に倒れて体重が乗ってたことを想像すると、確かにこのパーツが無いとフレームが曲がっていて、そのまま廃車ということになっていたのかもしれないので実は重要なパーツってことになりますよね。

ちなみに、このディレイラーハンガーは困ったことに、統一規格もなくメーカーごとでもなく、何とロードバイクごとに違います。年式ごとにも違います。

なのでだいたい壊れるとメーカー取り寄せになります・・・。

一応以下のようなサイトでも売ってるみたいですが、私のFOCUS CULEBRO(2015年モデル)はどこにもありません。

取り付けには、↓のような工具が必要な場合もあるそうです。

そして、ほんとにちょっとしたことで曲がる

妻のロードバイクですが、写真のようにスプロケからディレイラーまでがまっすぐになっています。

ディレイラーハンガーが曲がると、黄色の線にしてありますがプーリーあたりから曲がってくるのですが、本当にやわらかいようでとにかくすぐ曲がるみたいです。

ディレイラーをグッと手で押したらたぶん曲がります。自転車を壁に立てかけて置くときに、ディレイラー側に壁があり勢いよく壁に寄せてディレイラーが当たってしまった!・・・そしたらたぶんそれで曲がりますw

駅に良くあるレールに乗せて止める方式の駐輪場だと隣の自転車に当たって曲がったり、小径車だとそもそもレールにディレイラーが干渉して曲がります。

もうそのくらい曲がる。

ちなみに、私はパンク発生でリアタイヤを交換時、リアタイヤをはめる際に車体を20㎝ほどの高さから地面に落として曲がりました。

パンクのタイヤ交換時は車体を持ち上げてタイヤを外すのではなく、面倒ですが自転車を逆さに置きタイヤを持ち上げて外すようにした方がリスクが少ないです。

長距離を走ると気づかぬ間に腕にも疲労がたまっていることが考えられますからね。

金属疲労でより曲がっていき、いずれは折れる

一度曲がり始めたディレイラーハンガーは、ごく軽微の曲りだったらまっすぐに直して使う事も可能なようですが、その場合は曲がった箇所がもろくなってしまうため、その箇所をきっかけに金属疲労が溜まっていき、いずれは折れてしまう可能性が高まるそうです。

また、ディレイラーはばねで引っ張られており、それをシフトワイヤーで逆方向に引っ張ることでチェーンの位置を変更するという構造なのですが、走行での振動とチェーンの張力、変速の度に前後左右に引っ張られ常に圧力を受けています。

一度曲がったディレイラーハンガーは、変速の度にドンドン疲労で曲がって行くのが想像できるかと思います。

ディレイラーハンガー破断のタイミング

最終的にディレイラーハンガーが何をキッカケにして破断したのかは分かりませんが、恐らくはロー(内側の軽いギア)に変えた時にホイールのスポークに接触して巻き込んだんじゃないかと思います。

幸いなのは、巻きこんだときに簡単にディレイラーハンガーが折れてくれたので、ホイールのスポークが折れなかったこと。

またディレイラー自体が巻き込まれたけど、フレームは無事そうなこと。カーボンだとヒヤヒヤですよね。

もし曲がっているのを確認したら

なるべくローギア(軽いギア)には入れないようにしましょう。

軽いギアに入れるとそれだけ巻き込まれる可能性が高まります。なるべく中間もしくは重いギアで走るようにして早めに自転車屋に駆け込むのが良いと思います。

リアディレイラー周辺からの異音に注意

ディレイラーハンガーが曲がった場合は、まずリアディレイラー周りからチェーンがチャリチャリ、カリカリ、カチカチなどと異音がします。またシフトチェンジがスムーズではなくガチャンと飛んだりということがが起こるので、その場合はチェックをしてみると良いと思います。

異音の原因の代表例

全くぶつけてないのにリアディレイラー周りからチェーンの異音がした時は、他の例も疑ってみてください。良くあるのが以下の例かと思います。

  1. シフトワイヤーの伸び
  2. ディレイラーハンガーの曲がり
  3. チェーン自体の伸び

1.シフトワイヤーの伸び

ブレーキワイヤーもシフトワイヤーも金属ですので、使っていると伸びてきます。金属はある程度伸びるとその後は伸びなくなるのですが、新車や新しいワイヤーは伸びます。

そうすると、ディレイラーを引っ張る力が弱まるので変速が決まりにくくなってきてチャリチャリと異音もし始めます。これを「初期伸び」と言います。

だいたい300㎞ほど走ると伸びてくるようで、新車で音が鳴り始めたら自転車屋に持って行って調整してもらうと良いと思います。

3.チェーン自体の伸び

初期伸びもディレイラーハンガーも問題無かったら、チェーン自体が伸びているということもあります。

・・・が、これは結構な距離を乗らないと伸びないので、買って数か月では考えにくいと思います。ちなみに、チェーンが伸びている場合は交換となるのですが、交換タイミングが早い人でだいたい5000㎞くらいだそうです。

交換しない人は10,000㎞ほど走っちゃうようですが、交換タイミングは早いに越したことは無いので5,000㎞で交換しても良さそうですね。

友人のその後

結局、ディレイラーが巻き込まれて自走が出来なくなったのですが、たまたま500mほど先に自転車屋があるのを発見。

そこに担いで持ちこみ。ただしそこの自転車屋はコラテックを扱ってなかったようでハンガーのメーカー取り寄せが叶わず。

仕方ないので輪行バッグを買って購入した店へ持ってったそうです。

修理費用

ディレイラーハンガー 3,000円

RD-5800 4,300円

チェーン 2,000円

工賃 1,000円

チーン!ということで、だいたいこのくらいで10,000円くらいかかったそうです。買ったばっかで工賃を安くしてくれてましたが、ホントこれだけの修理だったら工賃だけでも少なくても3,000円くらいはかかりそうですよね。

それにしても、「チェーンがチャリチャリ鳴ったりはしてなかったんですか?普通変速がしにくくなるなどあるんですが・・・」の問いに「そういえばしてました。全部当たってます!」との返事には驚きでした。

おかしいと思わなかったのか・・・。イニシャルDで86がエンジンぶっ壊れた時のことがなぜか思い浮かびましたw

 

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