イベント ロングライド

わかやまサイクリングフェスタに参加してきたよ!

和歌山県で初めての本格的ロングライドイベント「わかやまサイクリングフェスタ2017」の「天空の聖地~高野山センチュリーライド」というコースに参加してきました~!

わかやまサイクリングフェスタ スタート

初めての和歌山!私の好きな千葉県にとても近い印象でした。全然コンテンツあるじゃんw

今回は初めてカーボンバイクで100km越えもあって余計に楽しんできました!・・・もう1ヶ月以上も前の話になってしまうんですけどね~。

このイベント、観光誘致の気合いが半端ない

まずはここについて言っておかねばなりません!観光誘致の気合が半端ないんです。

わかやまサイクリングフェスタで最初に驚くのは事前に郵送されてくるボリューミーな参加案内でした。簡単に言うと読みきれませんw

事前に送られてくる案内の量がおかしい

私は非常に面倒臭い性格でして「何のためにやるの?」「誰が喜ぶの?」「誰が得するの?」「ずっとやってくの?」「告知はどうやってるの?」「地元に貢献できてるの?」とか、まぁイベントには色んなことを求めてしまう性格です。

で、そういう意味で言うと、過去参加したイベントの中で最も観光誘致に対する意欲が高いイベントだったかと思います。

事前の案内が夏休みの宿題レベル

まずはここ。

実行委員会に和歌山県などの自治体の他、報知新聞社が入っていて事前の案内のクオリティが非常に高くとても読みきれませんw

まずはイベントの内容を紹介する印刷物が新聞の紙面を模したもの、そして高野山周辺にある大量の仏閣や和歌山駅周辺の事細かい観光リーフレット、和歌山駅周辺のグルメ情報などが写真にマップにぎっしり入っています。

新聞の紙面がイベントの内容になっている

※著作権に触れそうなのでボカしてますが、この案内はテンション上がります!

それぞれのクオリティが非常に高くて紙もかなり厚めなので、既に色々なところで配布している観光ガイドを詰め合わせて送ってきてるのかもしれませんが、実際にガイドを選んで関係各所に協力を仰いでっていうことができるイベント主催者は少ないと思うので頑張ってるなと感じました。

JR西日本や南海鉄道が入っているのも影響はあるのかと思います。

出展企業の協力体制が凄い

スタート前の誘導やMCなども朝早かった割にはスタッフの数も多くて驚きました。

5時40分 徐々に日が昇り始めてきた

人気があり大規模なイベントと比較すると会場に出展しているメーカーブースは小さめですが、それでも梅丹本舗さんや、恐らく地元の自転車企業さんだと思うのですが、CUBEやコルナゴが出展されていたのは凄いと思いました。

後から知ったのですが、驚くことにDAHONやTernの試乗会が同時に行われたそうです。こういったサイクルイベントで試乗会をやるのはあまり見たことが無かったのでびっくりしました。

DAHONとTernの試乗

また、こういうイベントでは楽しいパーツメーカーの販売ブース、これが地元チャリ屋さんがブースを作っていて色々なパーツをセール価格で販売していました。3Tのカーボンハンドルが約70%オフで1万円で売っているなど投げ売りかと・・・チャリ屋さんに関してはサポートスタッフとして入っているのも驚きで、これは後半で改めて紹介します。

走りやすいコース設定に魅力的な高野山エリア、充実のサポート

今回はちょっと観光する時間を作りたかったなぁ。特に高野山周辺は見て回りたかったです。イベントに出て観光地を見て周りたいと思ったのは初めてです。実はあんまり観光に興味が無い性格なんです。

下山しながら「あ~、もうちょっとこの辺周辺を走りたいぃ~」って気持ちで(笑)

実はあんまり観光に興味が無い性格なんです。

コースの強度は高め?でもあんまりきつい感じはしなかった

序盤から高野山に向けて徐々に登っていくコースで、海と少し古民家的な建物が多い住宅街を抜けるとすぐに田畑が見られる田園地帯になって、気付いたらいつの間にか山を登り始めてたといった感じでした。

事前に見ていたルートラボでは2,300mほど登るから相当厳しいコースだろうなぁと思っていて、参加者の周りの人も同様な印象を持っていたようなのですが、走ってみると実はそんなに厳しい感じはありませんでした。

というのも、前半はずっと緩やかに登っていて獲得標高を稼ぐことができて、コース全体ではかなり登ってることにはなっているんですが、実は登りが厳しい箇所はあんまり無かったようなのです↓のReliveを見て貰うと緩やかな部分ではあまりスピードが落ちていないのでイメージしやすいと思います。

Reliveでの走行イメージ

前半の海沿いは50mくらいの丘があって、その後は40kmくらいの距離を斜度1%くらいの登りで450mほど登りを稼ぎます。なので斜度が厳しいのはその後の400m分くらい。この1%くらいの坂を苦痛に感じないくらいの人であれば楽しんで走れると思います。

斜度1%くらいを登っているところ?

個人的には長い下りをダラダラと下ろされて、斜度が10%くらいの坂がドーンと出てきて、その後はまたダラダラ下って再びドーンと登りが出てくるみたいな方が苦手なので高野山までは非常に楽しいコースレイアウトでした。

ここ走るのか!?という高野山エリア

高野山と言うと真言宗総本山ですが、何とこのイベント、金剛峯寺という総本山寺院の前を走ったりします。

・・・ん~、正直なところ自転車イベントと言うとあまり観光名所を走るというイメージがありませんでした。海や川や山といった自然を楽しむものというイメージが多かったです。

観光地に入って行く。お土産屋さんなどもあり

しかし、観光地のどまん中を走っていって「えっ、ここ走るの?」みたいな感じで焦りました。各観光施設はだいたい道から少し奥まったところにあるので、人通りに遮られるようなことはありません。勿論安全のためにある程度まで速度を落として通過する必要はありますが、今まで幾つか出たイベントではこんなルートは無かったのでこれはかなりカルチャーショックを受けました。「あっ、これコース間違えてる!」と思ったくらいです。

ジョジョ立ちの門! ここの手前を右折すると金剛峯寺方面へ。

時間的な余裕があったら金剛峯寺の敷地内に入るくらいはしたかったですが、ギリギリで走っていたのと下調べをしていなかったことが悔やまれました。

実はスタート前に会場に向かう途中、川沿いのサイクリングロードで普通に立って場所を確認してる時、砂利で滑って転倒しまして・・・アホかなと。その時、地面にカメラと胸をサンドイッチし胸を痛めてしまいまして、医療スタッフの方と相談した上でかなり抑えて走ってたんです。

痛みは40kmくらい走ったあたりでかなり引いたんですが、念のため慎重に走っていたのでかなりギリギリの時間でエイドを周ることになり、観光スポットでは殆ど時間を取ることができませんでした。

今回のイベントではここでちょっとした観光が出来なかったのが最も悔いが残るところでした。

後半はちょっとダレたかな・・・

高野山エリアをクリアしたら、山を下ってスタート地点へと戻って行きます。

高野山からの復路

山を下って行く途中に街を見下ろせるスポットが幾つかあって景色を楽しめましたが、やっぱり高野山エリアの印象が強かったのでその後は若干物足りなく感じてしまいました。最後40kmほどは川沿いのサイクリングコースを走っていくので普段荒川サイクリングロードを走っている身としては同じような感じで作業的になってしまいました(笑)

地元サイクルショップのサポート体制

冒頭に書きましたが、ライド中にサポートスタッフが一緒に走ってくれるんですが、このスタッフに自転車ショップの方々が入ってくれてます。最初分からず、走ってる姿を見てすっげー装備(手がかかってそう)だなぁなんて思ってたらスタッフだったという・・・

エイドステーションの光景

エイドは必ずバイクラックが設置してある

そんなスタッフの方が実際にエイドで休憩中に参加者に声をかけてリアディレイラーの調整をする風景などを見ることができました。

また、たまたまどこだったか登り途中のエイドを出て数キロのところでチェーンがフレームとチェーンリングの間でガッチリ噛んでしまって動けなくなっている女性に遭遇して声をかけたんですが、とても直せそうになかったのでその先で誘導しているおじさんに伝えておきました。

その後、幾つか先のエイドでトラブルにあった方が普通に走って入ってくるところを見かけたので、通りがかったサポートスタッフが直したんじゃないかと思います。

短時間できっちりコースに復帰できた一例を実際に目の当たりにすると非常に信頼度が上がりました。ひょっとしたら直したのは一般参加の方かも知れないですけどね。

ちなみにゴール後に、出展していたショップさんのテントで話をしたら、さっき走っていたスタッフですっていうので笑いました。スタート前は医療スタッフと話していて大会説明を聞きそびれてしまったので、この時初めて知りまして。

Wheel Actionさんのブース

ちなみに、冒頭に書いた投げ売り価格で出していたWheelActionさんというショップさんです。後で調べてみたら和歌山の東側の新宮市というところにあるショップさんでイベントのスタート地点までは車で3時間くらいかかるらしく、前泊してたみたいです。ご苦労様です。和歌山はホント広いですよね。

他にも公式サイトを見ると、かなりたくさんの地元のショップさんが参加してたみたいです。こういうイベントを通じて地元ショップと繋がりを持てるのは良いですよね。

参考:わかやまサイクリングフェスタ ページ下部に協賛があります

エイドも満足。あの甘酒をまた飲みたい

エイドでの補給食に関しては私は大満足でした。エイドが充実と聞くとAACRがどうしても出てくるので、AACR未経験な私はベンチマークにするものがないので主観になってしまうのですが、とても良かったです。

ゆるキャラが居るw

エイドの何か所かにゆるキャラが出張してきています。これが地味に嬉しいw

何故かってボッチライドの場合、基本的にエイドステーションってところはやることが無いんです。

しかし、ゆるキャラが居ると一緒に記念撮影ができたりするので割と暇な時間が無くなります。ゆるキャラには自治体のスタッフが一緒に付いているのでスマホを渡して写真を撮ってくれたりもします。

こうやくんとゆきむらくんと記念撮影。こうやくんに「フォックスサインやって、こうだよ、こう!」って無理なお願いをしたんですけどガン無視でしたw

補給食は量も質も内容も充実

さて肝心のエイドの補給食ですが、まぁ補給食を期待するならグルメライドに参加しろって話なんですけどね~。わかやまサイクリングフェスタは走りがメインのセンチュリーライドでも補給食は非常に豊富でした。

一気に行きましょう。各エイドに水やスポーツドリンクがでます。ボトルへの補充もさせてくれました。過去に出たイベントではコップで渡されてボトルへの水分補給させてくれないイベントがありました。山の中で自販機も無くエイドでボトルへの水分補給させてくれないって相当過酷ですが、そういった心配は勿論ありませんでした。

第1エイド まんじゅう、きな粉のお菓子
最初だからね。控えめってことだよね・・・

第2エイド まんじゅう、かぼちゃのスープ、おにぎり
いきなり量が増えてきた~。でもまだ油断はできない・・・

第3エイドのフード

第3エイド きつねうどん、笹巻き餅、高野豆腐
高野豆腐の美味しさに感動。高野豆腐ってこんな食べ物だったっけ?

第4エイド 豚汁?けんちん汁?おにぎり、いちご、チョコレート、甘酒
ここの甘酒が美味しすぎました。地元の酒蔵が出してくれているんですが、米粒が残っていて飲みながら噛む感じ。「今年は上手く作れました」とご本人が仰っていましたが食感が良くて噛みながらツルツルと入っていく甘味と香りがちょうどよくて3杯も飲んでしまいました。

第5エイド 補給食

第5エイド 混ぜご飯で作ったおにぎり、オレンジ、バナナ、メンチカツ
後半に入ってもエイドの補給食の勢いがとどまりを知りませんw

第6エイド 補給食

第6エイド 手作りパン、幸村茶
真田幸村のお茶がキターw 持ち帰りたかったけど重くなるのでボトルに詰め替えました。味は・・・まぁ普通でしたw

第7エイド 手巻き寿司、マドレーヌ、甘酒
甘酒の写真は撮り忘れましたが、第4エイドとは違うところの甘酒でした。こっちも美味しかったです。

どうですかね。量も質も良かったと思います。何かただ集めて出したっていうものではなく、ちゃんと考えて地元の物を食べさせようという気持ちが伝わってきました。「これは何ですか?」なんて聞くところから自然にエイドでスタッフの方々と会話が生まれ、出てきた物に興味が持てました。

中でも第4エイドの甘酒、本当に美味しかったです。あんな美味しい甘酒は飲んだことありませんでした。

リンク→甘酒を提供してくれた初桜酒造さん

わかやまサイクリングフェスタの総括

和歌山のイメージというと「何もない」ということでした。まぁ行った事も無かった訳ですが、「中途半端」という声を他の人からも聞きます。

ただ今回行ってみて、千葉に非常に似てると感じました。

千葉県に関しても自転車を始めてからかなりの頻度で行き始めたので、それまでの印象は「何もないところ」とか「わざわざ行くところでは無い県」とかそんな風に思っていたんですが、実はめちゃくちゃコンテンツが豊富です。

和歌山県はそんな千葉県の印象にダブりました。そもそも県自体が広いんですよね。しかも海に面しているので、海の幸も山の幸も酪農すらもある。そうすると尖った特長を出しにくくなるのはあるかと思います。だから何もないという感じに思えてしまう。

そりゃ東京や大阪に比べれば圧倒的に都市機能は小さいと思いますが、コンテンツはかなり豊富だと思います。

千葉県に成田山があるように和歌山県には高野山がある。こんなところも一緒な感じがしました。千葉県に小江戸と呼ばれる佐原と同じく和歌山県には黒江があるとかね。

また何より良かったのが、地元の人達の地域愛でしょうか。「地元好きなんですよ!」というような暑苦しい感じでもなく「ここは何もないっすよ」というネガティブな感じでも無い、フラットな感じが良かったです。

喋った人達がたまたまそんな感じだったのかも知れないですけど、そういう方はこっちが喜ぶと相手も喜んでくれるのでとても気が楽に居られますw

実は今回、このイベントに参加したのは「この機会を逃すと、和歌山県に行くことって無いんじゃないか」と思ったところが最も大きな理由です。

今年は色んな場所のイベントに出てみたいと思い、「飛行機輪行をする」というのが一つの目標にあったのでその経験も兼ねて和歌山のイベントにエントリーしました。

まぁ何とも失礼なエントリー理由ですが、ところが実際に行ってみるとやっぱり楽しいんですよね。本当に来て良かったと思いました。

何だかそれまでは良く分かんない印象だった和歌山県が非常に楽しい印象になりました。

また行きたい気持ちになってますからね、和歌山県と高野山。もしまた行けることがあったら、今度はちゃんと予定を組んで行きたいと思います。

 

 

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