バッグはここまで進化した ロードバイクにも VAUDE Wizard!

2015/12/25アクセサリツーリング,快適

自転車での使用を考えてVAUDE(ファウデ)の「Wizard(ウィザード)24+4」というリュックを買いました!

これ、私のリュックに対する印象をがらりと変える凄い逸品でした!

これを持って70kmほど走ってみましたが、結論から言うと非常に満足で買って良かった商品でした!

あまりの機能性に時代に取り残された感を味わう

かれこれリュックという物を最後に買ったのは15年くらい前のことだと思います。

今回、色々悩んだ末にVAUDEのリュックを買い、あまりの進化に時代に取り残されたかのような感覚を味わい、ひとつずつつの機能を触る度にすげーすげーっ!とテンションが上がりました。

バッグでテンション上がるというのは初めての体験でしたよw

特長は背中の通気性

VAUDE Wizardの特長は何と言っても背面の通気性をメッシュのパネルで確保してあることです。

写真が分かりにくいかもしれないですが、背中に触れる部分がメッシュのパネルになっていて空間を挟んで奥にVAUDEのロゴがプリントされたバッグ本体があります。

斜めから見るとこんな感じでバッグ側は金具で弧を描くように沿っています。

自転車は走っているとき、バッグ自体が防寒具のような役割になってしまい振れている部分だけやたら汗をかいてしまいますが、この時期は汗冷えが本当に怖いですよね。

このVAUDEのリュックは背中との間に空間を作ることで、余計な汗をかくリスクを減らし冷却する空気の通り道を確保してくれます。

容量と価格の問題もクリアしやすかった

選ぶ際には容量の問題も重要でした。

普段使いとしてもおかしくないくらいの大きすぎないサイズということが15Lにするか、20Lにするか、30Lにするか非常に迷うところでした。

また、妻や義父と出かける時に多く荷物を持ったりお土産を入れたり、また友人たちと出かける時も何かあった時のために工具を持ってでかけることを考えると、なるべく荷物が入ることが重要でした。

有名どころでドイターなどがありますが、ドイターのラインアップはもう少し走りに寄ったように思われ、また価格的にも少し高くなってしまう傾向にありました。

VAUDEのWizard 24+4は容量的には25Lクラスで宿泊も十分。拡張すれば30Lクラスになり、少し荷物が増えても対応可能。見た目もシンプルで野暮ったい感じにはならないんじゃないかと思いました。

見た目でVAUDEのハイカー20Lとも非常に迷いましたが、素材の丈夫さからWizardにしました。

自転車に特化したリュックにしなかった理由

VAUDEには実は自転車向けで容量も同等のBIKE ALPINE(バイクアルペン)というリュックがラインアップに存在します。しかし価格が結構上がってしまうこと、黒とグレーのカラーがあまり好みでなかったこと、自転車用の機能が不要と感じたことから今回は敢えて避けました。

ヘルメットをリュックに固定する機能は便利なのですが、実際には色んなところにぶつけたりするので使わないんですよね。

そして、Wizardはヘルメットの固定機能などが無い分、レインカバーが標準で付いているので、突然の雨でも最悪スマホなどの電子機器は守れそうなメリットがありました。

またトレッキングに寄ったリュックとなると見た目は非常に好みなのですが、荷物の取り出しがジッパー1つで無かったり、丈が長いため乗車時に前傾姿勢で顔を上げるとヘルメットの後頭部と干渉してしまったりとオーバースペックなところがありました。

使用感は色んな意味で快適だった

まず、背負ったときの快適さ。これはホントに凄いです。肩に食い込む感じがありません。

そして背中のメッシュがクッションになっていて、体にかかる重さが緩和されているような気がします。

サイズ調整もかなり特殊な構造ですが、マニュアルにあるとおりフィット感を調整できます。

3を引っ張ることで、メッシュパネルの張り具合を調整できるんですが、画期的なのはやっぱり4です。

肩掛けが内部でつながっていて、右の絵の下の手にあるように引っ張ると肩掛けの帯が内部に引っ張られていきサイズ調整ができるようになっています。引っ張る方の帯にはL、M、Sなどサイズのメモリがついているのもわかりやすいです。

サイドに付いてるポケットはメッシュが細かいので鍵などをそのまま入れても引っかかったりしないのも非常に使い勝手が良かったです。

ハイドレーションのチューブを通すための穴も開いています。私はこの穴を別のバックではUSBケーブルをここから出してスマホの充電に使っていたので、ちょっとしたことですが結構便利なものだと思います。

中身はかなり入ります。背面の反りもあまり気にならないレベルでした。

そんな言いながら、一番興味あるのは他のバッグだったりした

実は冬用のバッグはもともと1つ持っていて見た目も洒落てて気に入っていたんです。↓これです。

ヘルメットホルダーもついてるし、底にはポンプや三脚、ワイヤーなどをしまえるように筒状のスペースが付いていたり機能的には非常に素晴らしくて大変気に入っているんです。

素材がフェルトっぽく冬物の見た目なのと、いかにもロードバイクのスポーティなジャージにはデザイン的に合わないのでカジュアルな服装な時に使う感じです。

ちなみにメーカーはクロスターというところみたいで、サイトはこちら(http://www.croster.co.jp/)です。スポーティなラインだと↓でお値段もかなりお手頃・・・(2019/01/18現在 自転車グッズのブランドサイトが消滅してました)

もともとVAUDEのバッグに出会う前は、このどれかを買おうと思って迷ってました。メッシュパネルが必要ない人には良さそうです。

ちなみに、2か月くらい前かな?ワイズロードの渋谷店に行った時はかなりの量が揃っていましたので、興味ある方は是非!

しかし真の本命は・・・

実は価格的に一番行きたかったのが別にありました。

それがSAVERS オリジナル、ベンチレーションリュック

・・・なにそれ!?はじめて聞いたし、全然情報落ちてない。Amazonや楽天でも見かけない!!

でも運営会社もちゃんとしてそうだし、ヘルメットカバーもレインカバーも付いてるみたいです。工事現場用みたいですが、逆に丈夫そうだし。

最初、こういったメッシュパネルのリュックを買おうと安いの探してたら、どうしてもレビューですぐ壊れる的なことが書いてあるのを良く見ていたんですが、このバッグ、、、何となく丈夫そうじゃないですかね?

このバッグ、丈夫だったらホントすごいなぁ。