SHIMANO STIレバーのネームプレート(キャップ)交換をしてみた
年末年始にちゃんPの実家に帰りまして、そのついでに義父のSTIレバーのネームプレートを交換してきました。
結構前なんですが、交差点で横から高校生だかが突っ込んできて転倒。その際にレバーのキャップが破損し、カラカラと振動するようになってしまったんだとか。
で、今回、交換に使ったパーツがこれ。
こんな細かい補修パーツまであって素晴らしいですね。
参考:シマノのマニュアル ST-5800の補修パーツについて
ネームプレートだけならかなり簡単な構造
正直なところ、ネームプレートの部分の交換はかなり難しいと思ってました。
細かいところまで分解するとしたら元に戻せなくなる可能性もあるなぁ・・・と思ってかなーり慎重に作業するつもりだったんですが。
ネームプレートはただねじ止めしてあるだけだった・・・
ところが商品が届いて現物を見てみたところなんだかネジが2本入ってるだけでそんなに複雑なつくりでもなさそう。もっと左右からフックが引っ掛かってブレーキレバーの動きに合わせて一緒に動いたりするような複雑な物かと思っていたら、全然そんなのじゃなさそう。
で、実際に壊れてしまったというネームプレートを見てみると・・・2つあるはずのネジが1つしかない!
固定してあるネジが1つ外れてグラグラしていて、そのせいで振動を拾っていたみたいです。
・・・それにしても転んでネジが取れるって結構危ないですよね。
ネームプレート交換の手順
手順ってほど複雑でもないんですが、ポイントはブレーキを解放して行うことかな~と思いますので、書いておきます。
ブレーキを解放すると楽
写真はブレーキを引いた状態でプレートも取ってしまっている状態。
ブラケットが若干はがれていますが、STIレバーの角度を調整するために少しブラケットをめくっためです。
シマノのディーラーマニュアルによると、ブレーキを引いてレバーをひねった状態にすることでネジ部分が露出とありこれが正しい方法になるのですが、まぁ私は写真のようにブレーキをフリーにし、レバーを簡単に引ききれるようにして作業をしました。
ハンドルとブレーキ部分を輪ゴムでくくってしまったりすると、レバーを引き切った状態で固定できるので更に楽になるかと思います。
ちょっと見にくいかもしれませんが、赤マルの部分がネジの位置ですね。
はめてねじ止め
ここに新しいカバーをはめてネジ穴に2本ネジを留めます。
実際に新しいのを取り付けると見た目はこんな感じに・・・
ホントそれだけ。何だか自転車は結構こういったはめて留めてみたいなのが多い気がします。
私のようにブレーキを解放した場合、ブレーキワイヤーのタイコ位置がずれているので、ちゃんとタイコを適切な位置に戻しておきましょ~。
まとめ
結構ガリガリになっちゃって気になってる人も多いと思うんですが、思いのほか簡単だったので落車や立てかけた際の傷などが気になる人は交換してみるのも良いんじゃないでしょうかね~。
6700などはサードパーティ製でカラーパーツが出てたようなのですが、現行品は無いようで・・・あったら即買いますわw
あと取り外しができるので、塗装しちゃったりしても良いかもですよね。かなーり珍しい感じになるんじゃないかと思います!
終