グランフォンド軽井沢2016に参加してきた。次回はグルメフォンドかな~

イベント,ロングライドグランフォンド

もう1週間も前の話ですが、、、前泊して参加してきました!『グランフォンド軽井沢』

軽井沢プリンススキー場がスタート!前日受付で15時頃到着!

グランフォンドは奥多摩で開催の『東京グランフォンド』に出たことがありますが、『グランフォンド軽井沢』は今までの経験を遥かに超えたロード歴1年半にして最もハードなライド経験となりました!

外部リンク:グランフォンド軽井沢公式サイト

先に言っておきますが、今回の投稿は色々と打ちひしがれて弱音と言い訳を書いて行く胸糞悪い投稿になりますので、色々思ったことがあっても胸の奥にそっとしまって週末の激坂へとぶつけて発散しすりょうに何卒よろしくお願い申し上げます。

グランフォンド軽井沢はかなり大規模で考えられた自転車イベント

グランフォンド軽井沢がいったいどういうイベントか。

正直なところ期待していないところがありました。しかし良い意味で遥かに期待を裏切ってくれました。

目的に応えた豊富なメニュー

ゲレンデに向かって右側にある建物で受付。そこから見下ろしたショット!

グランフォンド軽井沢には非常に多くのメニューが存在します。

  • グルメフォンド
  • タンデムフォンド
  • ハーフ&ハーフ
  • グランフォンド軽井沢
  • スーパーグランフォンド軽井沢

当然グランフォンド軽井沢がメインかと思っていましたが、大会終了後のTwitterやサイクル情報系メディアを見て認識が変わりました。

大自然と高級リゾートを進む

どれも非常に充実したプランになっていて、「グルメフォンドとタンデムフォンドは自転車を通じて軽井沢自体を楽しむイベント」、「ハーフ&ハーフやグランフォンド軽井沢は軽井沢の地形をライドして楽しむイベント」、「スーパーグランフォンドはアンバサダーによるPRイベント」というような目的に分かれた全てを含めて1つのイベント(お祭り)になっている感じでした。

タンデムフォンドの後に軽井沢駅周辺の観光や温泉を楽しんでいたり、ハーフ&ハーフで2日間まるまる楽しんだり、Twitterやサイクル情報系のメディアを見ると恐らく私が参加したグランフォンド軽井沢以外の他のメニューも実力や楽しみ方に合わせて十分価値があると分かるかと思います。

参考:シクロワイヤードさんのグルメフォンドレポート

むしろ「軽井沢のリゾートを楽しむ」ことも目的に含めている人であればグランフォンドではなくグルメフォンドやタンデムフォンドが適していたような気もします。

受付時に貰えるシートがチェックシートになっていて、チェックポイントで貰えるシールを貼っていく

グランフォンドを走り終えて、極端に言うと「ただ坂を登ったり降りたりするイベントで別に軽井沢じゃなくても良いじゃん!」と思っていたんですが、軽井沢を楽しみたい人には、適した豊富なメニューが用意されてたんだなと、自分の認識の甘さを痛烈に感じました。

グルメフォンドとタンデムフォンドは過剰摂取と言われるくらい盛りだくさんにグルメが出てきて、カップルや初心者でも気軽に参加できそうで、湖をボートで渡るようなところもあって、ライドイベントってだけじゃないレクリエーションイベントになってたみたいです。

これだけで、凄く楽しそうですよね。

最初のエイドでのチーズ。序盤はカーボローディングメニュー!

グランフォンドでのスタッフの対応やエイドの充実さを体験していますので、グルメフォンドは更に充実してるんだろうなぁと想像すると余計に楽しそうに感じます。

グランフォンド軽井沢を振り返る

まぁ、そんな感じで自分の認識の甘さなどからの反省はありますが、参加したグランフォンド軽井沢自体を振り返って行きたいと思います。

運営がめちゃくちゃスムーズ

第4エイドのテーブル。待ち時間無しの素晴らしいオペレーション

今回のイベントで思ったのはとにかく運営が良くできているというところです。

ネットで2015年以前の評判を調べると、とにかくAACRと比較して運営がゴミカスクズ的に言われていて10点評価で3くらいを軒並みたたき出すような厳しい位置づけ

かく言う私もAACRの応募に漏れたから代わりに応募して、しかも参加費が高いよなぁと不満に思っていたという非常に不名誉な印象がありながら、参加後は全く持って印象が違いすぎて、むしろ参加費1万円じゃこのクオリティは無理じゃないか?とすら思ってしまうほどでした。

来年、このクオリティを維持できるんだろうか?大丈夫か?

主に良かったと思う点

  • スタート会場がしっかりしていて、MCやアイドル的なマスコット、ちょっとした物販ブースなどもある
  • スタッフが多くて前日受付や各エイドでのチェックがスムーズ。また意識が高く積極的且つ臨機応変に対応してくれる
  • エイドでの補給が充実しており、待ち時間がほぼ無し
  • コース上にある案内表示などのトーンが統一されていてテンションUPに貢献
  • 事前のパンフレットなど送付物のタイミングが適切(早すぎず遅すぎず)

最初変態が3人居る!と思ったんだけど、アイドル?ハイぶりっ子ちゃんがゴール前を盛り上げます。

全体のプログラムはもちろん良かったのですが、これは運営側の数人が頑張れば何とかできることだと思います。

が、こういうイベントは、スタッフ一人ひとりの意識やマニュアル通りの対応により、小さなストレスが集まってイベント全体の不満や評判に繋がると思っていて、ただこのスタッフ一人ひとりの対応を良くするということが非常に難しいと思うのですが、、、スタッフに対してストレスに思うことが私は1つもなかったということがとにかく凄いと思いました。

参加までに若干迷ったこととして、サイトに掲載されているスケジュールが分かりにくいと言ったことや同時開催の嬬恋との関係性が良く分からないといった細かいところはありますが、参加に関する書類の到着タイミングやその内容のクオリティや内容は旅行ツアーの参加書類のようにきちんとしていて安心感はありました。

充実したエイド

第4エイドの小諸さん。このクソ暑い中、甲冑を着てお出迎えしてくれているスタッフなどもいたので敢えて写真は撮りませんでした。

一応、別段落として書いておこうかなと。

全く待った記憶がありません。そして補給食も豊富でした。

ひょっとしたらエイドでの品切などあったかもしれないので全員まで回ったかなどは分かりませんが、最も時間がかかりそうだった第2エイドでの食堂内でのうどんのサービスも20人くらい並んでいましたが、本当に2分も待たなかったと思います。(待ってる間にツイートする暇もなかったw)

大挙して押し寄せた第2エイドのうどんも待ち時間なし!

確実にネットでの評判をリサーチして大会にフィードバックしているのが伺えました。

翌週に行われる人気イベントのAACR(アルプス安曇野センチュリーライド)をベンチマークしてるのか?という意気込みすら感じます

エイドでの食事で出されたものですが、覚えている限りだと

  1. アンパン、バナナ、スティックチーズ、塩、水
  2. うどん、キャベツ、黒豆、バナナ、塩、水
  3. おやき、焼き鳥、バナナ、いちご、ゆで卵、塩、水
  4. いなり寿司、味噌汁、バナナ、塩、水
  5. ローソンのおでん、おにぎり、漬物

確かこんな感じです。文字にすると大したことないように見えますが、参加者の人達は「多くて食えねぇ」と言ってる人もチラホラ見えました。どれも美味しかったのも良かったです。

もう我慢できな~い!つって写真前に焼き鳥をパクついてしまった図。おやきと焼き鳥がめちゃウマでした。おやき最高!

唯一、水の補給が不十分?

エイドでの水の補給は紙コップで行うタイプでボトルに給水はできませんでした

唯一、大会での不満と言えばここかと思います。

各エイド間がかなり離れているため、エイドでのコップでの補給では全く足りなくなります。・・・そしてコース殆どが山間部のため、コンビニや自販機がありません

小生ロングライド時のCoolishが大好きなのである。もちろんバニラ!!残り5kmだろうとこれなしには終われない。

水分補給は結構難しい課題かと思います。次回、改善されてると良いと思いますが、参加者はコースを把握して給水ポイントをあらかじめ想定しておくなどあっても良いかもしれません。

ゴール時にふるまわれるおにぎりとローソンのおでん。・・・シミワタル。

コースは最後の20㎞以外は全部登りか下り

獲得標高2,300mに対する認識が間違えていたところもありますが、コースは終始登りか下りです。生半可な気持ちだと痛い目を見ると思いました。

奥多摩の東京グランフォンドは坂坂坂!と思ってましたが、軽井沢を体験すると平坦区間がかなりあったんだなという認識になりましたw

景色を楽しんだり、田舎道を颯爽と走って峠を1つ2つ超えるイメージ・・・ではない!!!

序盤。霧の中の白糸ハイランドウェイ料金所。

高速や電車で2~3時間ですが、やっぱり都心を離れて自然が多いところに来た実感があり、雄大な自然や普段見慣れない景色を楽しむ・・・という気持ちがどこかにありました。

が、ここも意識的に行わない限りはそんな自然は楽しめる物ではなく、ただひたすら山道を走り続けるイメージです。

コース全体を見渡すと前半にデカい山2つ、後半に1つと3つの山をクリアすれば良い認識でしたが、その認識も甘かったと思っています。

登りの後に来るくだりも長時間となれば、腕と首と肩に凝りが溜まり休憩を取っても取れないので非常にストレスになります。

信号が無いので自然に休憩することができず、登りで疲労し下りでストレスが増えるというコースは私には相当きつく、後半は撮影も辞めゴール後にも達成感に浸る余裕もあまりなかったです。

幾度となく立ちはだかる坂。山を抜けても延々と坂が立ちはだかる。斜度が一段と上がった先にエイドがあるのも苦しい。

景色も自然がいっぱいですが、正直なところ序盤は霧が濃かったこともあり、木々の中を走っているだけで大自然なんですけど「凄い!」と思うようなことなく感動的な景色を見つけることはできませんでした。心の余裕が無かった可能性はかなりありますね。

まとめと反省 メインがグランフォンド軽井沢という認識は改める

先に書いたとおり、このイベントはグランフォンド軽井沢がメインにあるイベントではなく、いくつものメニューが組み合わさって1つのお祭りになっている複合イベントと考えた方が良いと思います。

写真撮影スポットもあるが、気づいた時には下りかけているので戻る気にはならなかった・・・

他の自転車イベントもそうだと思いますが、自分が何を楽しいと感じるかを整理して申し込みをするのが良いと思いました。

個人的に痛かったのは、景色が自分には合わなかったことかなと。来年は何か無い限りグランフォンド軽井沢に出ることは無いかと思いますが、周辺で一緒に出ようと誘われたら今回見た写真撮影ポイントなどを洗い出し、ちゃんとマップを作り事前に楽しむ準備を万全にして参加したいと思います。

愛妻の丘。俺、次は愛妻の丘で写真を撮って愛妻家アピールをするんだ!!(フラグ)

ただ、エイドでの補給食は美味しかったので来年はグルメフォンドに出たいなと思ってたり・・・。もしくはなかなかできないタンデムフォンドに出て翌日はプライベートでポタリングとか凄く楽しそうです。

こういった新しい興味ができたことや、また軽井沢に来てみたいと思ってしまっている意味では、グランフォンド軽井沢のスタッフにはまんまとやられてしまったんだなと思います(笑)

どのイベントも同じだと思うけどスタンプラリー的な面白さはあった。

おまけ ゼッケン留めを試してみた

最近、夏用ジャージを買いましてTwinSixという、まぁオシャレな感じだろうと思って背伸びしちゃってる訳ですが、「ゼッケンを留めるのに安全ピンで穴を空けるなんて僕にはできないよ父さん!」ということで、こんなグッズを買いました↓

挟み込んで留める感じで、ジャージを挟むとかなり頑丈に留めることができます。

で、気になる使った後のジャージ記事の傷み具合ですが、、、

楽ピタ。穴開かないのは良いですよね。結構目立つんですよね、安全ピンの穴。

こんな感じです。布を若干伸ばしてしまうので外した時は跡が残りますが、手で少しクシュクシュしたり洗濯したら元通りでした。少なくとも安全ピンよりは目立たないかな?冬物ジャージは厚手なので難しいかもです。

マグネットで留めるタイプもあるみたいですが、間違いなくおっこどして砂鉄まみれになると思ったので、楽ピタにしましたよと。