BR-5800(105ブレーキ)の交換 取り付け

2015/07/09パーツcrc,海外通販

CRCにて購入した105のブレーキ(BR-5800)シルバーを換装しました。

届いた105ブレーキキャリパー BR-5800

固定方法を確認して取り付け

届いた105ブレーキキャリパー BR-5800取り付けは、基本的には今付いてるのを外して付けるだけですが、センターの出し方などはパーツのネジを回したりする必要があるのでマニュアルをちゃんと見た方が良いです。(良いというか気持ち良いメンテナンスができます)

参考:SHIMANOのマニュアルサイト

参考:SHIMANO BR-5800 マニュアル

ブレーキ調整は良くやっていたのと、ググっても情報が見つからないのは、それほど難しくないから誰も書いてないってことだよね?と思い実際にやってみました。

単純にフレームに対し軸1本で固定されているだけで簡単でしたが、後からダイレクトマウントという別の固定方式があることを知り青ざめたり、もともと付いてたテクトロ製(?)とはアームの形状が違ってワイヤーの長さが微妙に足りないなどの問題がありましたので、そこは後述します。

ブレーキ前後の見分けは固定ボルトの長さ

ブレーキは前後で形状が同じですが、ボルトの長さがリアは短く、フロントは長いという違いがあります。

左:BR-5800のリア、右:最初からついてたブレーキのフロント
左:BR-5800のリア、右:最初からついてたブレーキのフロント

フロントフォークには、ネジの受け側が埋め込まれているのか取り出すことができなかったので、もともと付いているネジをそのまま流用。
リア側は新しくBR-5800に付属していたネジを使用しました。(SHIMANOのネジの方が錆びにくいなど、素材での信用性が高そうな気がしたため)

SHIMANO製ブレーキの違い

105のブレーキは、5800系になって構造が大幅に変わったということでしたが、もともとついていたどこの物か分からないブレーキと比較するとこんなにも構造が違うのか・・・というほど、見た目が違いました。

私がロードバイクに乗り始めて日が浅く、5700系を未体験なため進化を体験できないのは少し残念ですが、そんな私でもはっきり分かる左右が独立したようなBR-5800の不思議な作りに少し興奮しました(笑)

現在は、BR-R7000という新型105が出ていて、更に構造が変わっています。基本的な取り付けなどの扱いは同様ですが、性能が向上しているのでこれから買う場合は新型がおすすめです。

性能のレビューに関しては、今更感が強いので省略します。
とは言え、旧型でもフロントをホントに軽く握ったつもりがリアタイヤが浮いたことで実感できました。

BR-5800の見た目

ちなみに、こういったブレーキ系はクラシックタイプの自転車でない場合、圧倒的にカラーはブラックが人気かと思います。
しかし、特に細身のフレームであれば黒ベースのカラーリングにもとても良いアクセントでバランスが良く、似合っているので、あえてシルバーという選択もありだと思います。

少し存在感が増したかな?程度で相変わらず良いアクセントになっています
少し存在感が増したかな?程度で相変わらず良いアクセントになっています

シルバーの表面は若干ツヤ消しの加工がされており、少しざらついた金属の質感を感じます。
妻のロードバイクにブラックが付いているのですが、ブラックはきっちりと表面が塗装でコーティングされていて金属の質感は感じません。

マット加工がしてあり、金属の質感が出ています
マット加工がしてあり、金属の質感が出ています

どちらも高級感はありますが、好みが分かれるところかと思います。

後から分かった注意点

ブレーキには、企画の違いでアームの長さが違うものがあるそうです。そのため、SHIMANOのブレーキが付かないものなどもあるようです。ただ、2018年モデル以降は聞いたことが無いのですが、一応そういうことがあるってことを意識して調べてから購入することをおすすめします。

また、テクトロなどのブレーキから交換する場合は、ブレーキワイヤー(アウター、インナー)の交換も必要になります。

アーチについて

ブレーキにも規格があって、ブレーキシューを固定する腕(アーム)の部分の長さ(リーチ)が違うなどあるそうです。現行はこのリーチが51mmがスタンダードなようでBR-5800などSHIMANOの現行品も49mmや51mmとなっています。

完成車のスペックを見た時に特に注意書きが無い場合などは、この51mmのブレーキの場合が多いそうで、それ以外の場合は「47mm-57mm reach」などと注意書きがあったりするそうです。いずれにしてもブレーキ交換の際は買う前にチェックが必要かと思います。

ちなみに、私が乗ってるミニベロ khodaa bloom farna 20はBR-R451という57mmのロングアーチのブレーキが付いていて、51mmのブレーキを付けようとしたらリアはアームのリーチが足りず取り付けられませんでした。

BR-R451は随分昔のTiagraと同等のグレードのようで、R650はULTEGRAといった感じのようです。

一応、こういったシューの位置を延長するためのアイテムも出ているようです。

BR-5800に交換する時は、ブレーキワイヤーの長さに注意!

BR-5800はアウター受けの足が短くブレーキワイヤーを固定するまでの距離が短い。これはテクトロなどのブレーキやBR-5700と比較しても同様のようでBR-5800のような仕組みのブレーキが特殊なようです。

アウターの長さを調整

画像を見てもらうと分かると思うのですが、アウターワイヤーの受けが短くなったのでその分アウターワイヤーが長くなくてはいけません。

勿論、インナーも若干長さが必要に思えますが、通常少し余らせているのでたぶんギリギリ行けるんじゃないかと思います。

で、ちゃんとしたショップでロードバイクを購入すると、納車時にブレーキワイヤーを特にフロントに関しては見栄えも含めてワイヤーを余らせないちょうど良い長さに調整してくんでくれているようです。

私の場合は調整してくれてたみたいで、今回のことが無ければそのことにも気づかなかったのですが、逆にきっちりしていることでアウターワイヤーの長さが足りずブレーキ全体を引っ張ってしまうということが起こっていました。

なぜ気づかなかったのか

実は、もともと納車された時はステムがスペーサー6枚をかませた一番上についてたのですが、これを1番下に下げていたのです。

この状態でBR-5800に交換しても、このスペーサー6枚分の距離がブレーキに近かったため、アウターワイヤーの長さが足りていたのですが、少しポジションを変えてみようと戻した際に、ワイヤーの長さが足りなくなったという状況です。

ポジション変えたらブレーキ周りのチェックも必須ですね。

↑現行品のR7000、今買うなら絶対こっち!

↑旧型品の5800、何か事情が無いならR7000がおすすめ。

2015/07/09パーツcrc,海外通販

Posted by ぶりおにーる