ステム交換でポジション変更

2015/10/04パーツTranzX,ステム,トランズエックス,ポジション

ステムを100mmから90mmに変更しました。

ポジション変更が狙い

もともと着いていたステムは100mmでしたが、少し手が遠く感じていました。

前傾にすると腕は良いけど膝の裏が張っている感じも、、、

サドルの高さやステムの高さを変えたりしながら半年乗ってみましたが、慣れなかったのでステム変更へと踏み切りました!

CAYOに試乗したときも同じ感じだったのでFOCUSは他メーカーに比べてハンドルが遠めなのかも?

上はもともとついていたステム。ちなみにステムの長さは赤線の部分を測るようです。黄色はコラムを通す穴。

私は測る場所を間違えていて、110mmのつもりでいましたが交換後に測りなおしたら100mmでしたw

購入時の判断基準

もともと着いていたステムの見た目は気に入ってましたが、見た目に拘ると高価なので
・価格は1,500円以下
・見た目は気にしない
・メーカーはパーツメーカーに絞る(競合自転車メーカーのロゴ被りをさせない)
というルールで選択。

TranzXというメーカーのステムをヤフオクで新品購入。送料入れると、やや足が出ました、、、そしてググっても製品情報を見つけられませんでした、、、

ステムは軽量化を気にしなければ、「何だって良い」という声をネットで結構見かけたので悩んでいるよりとりあえず勉強!ということで選考基準は低めです。本当はSHIMANOのVibeというステムがかっこよくて良かったんですけどね~。完全に予算オーバーでして・・・

ステムの長さ

長さはコラムの中心からハンドルの中心までを測ります。だいたい1cm刻みのようなので、mm単位まで正確に測る必要は無さそうです。
完成車には、付属のステムについて長さを記載しない場合も多いようなので、ネットで買うような場合は自分のステムの長さを測り間違えないようにしないといけません。

ステムの規格

自転車はコラム(フォークとステムを繋ぐ部分)とハンドルの太さが違うので、それぞれ自分の自転車にあったステムを選ぶ必要があります。

見る部分は2ヵ所
・コラム径
・ハンドル径

この2つがあっているステムを選ぶ必要があります。

この手の規格についてはサイクルベースあさひさんところがやっぱりおすすめです。
自転車-ステムの種類とサイズの選び方-

ちなみにFOCUS CULEBRO(2015)は、オーバーサイズと言われる規格で、コラム部分は25.4mm28.6mm(1-1/8規格)、バークランプ径(ハンドルサイズ)は直径31.8mmでした。

妻のMERIDA RIDE410(2015)はバークランプ径が細いものでした。

このサイズを間違えると長い短い以前にそもそも取り付けできませんので、キチンと把握しておく必要があります。
この大きさについては、規格があるので、正確でなくても近い数値から規格を判断すれば大丈夫なようです。

購入したのはマイナス20mmのステム

結局購入したステムの長さは90mm。
本当は腕の位置が楽なところで、70mmか80mmにしようと思ってましたが、良く行く中古屋のバイチャリさんで聞いたところ、40mmも短くするのは極端で、20mmでも十分違いを体感できるとアドバイスをもらい、迷いながらも決定しました。

実際は110mm→90mmではなく、100mm→90mmなので10mmのマイナスな訳ですがw

ステム変更で得られた効果

迷いながら結果10mm短いステムに交換となりましたが、結論から言うと結構変わります。
今まで遠いと感じていたグリップが非常に楽な手前の位置に来た感じです。
ブレーキレバーに手をかけてグリップを握っていた腕を1cmほど手前に移動させてハンドルのバーテープを握ると少し楽なポジションになると思いますが、単純にグリップの位置がそこに変わった感覚です。

手首、手のひらの痛みを軽減

最も悩んでいたことは、長距離を走ったときの手首と手のひらの痛みだったのですが、この痛みがだいぶ解消されました。
これは、グリップが近くに来ることで、手首の確度を自由に調整することができるようになったのが大きいかと思います。
また、前傾にも後傾にもしやすく、腕への荷重がかからないようにコントロールがしやすくなったのかも知れません。

サドル位置の変更

もともとステムが遠かったため、サドルは前側にセッティングしていました。
しかし、ステムが短くなったので腕が楽になり、少しだけサドルの位置を後ろに下げることにしました。
すると、、、膝裏の痛みや違和感が出なくなりました。
前傾になることと前側のセッティングだったことで太もも裏から膝裏にかかっていた負担が軽減されたようです。
また、このサドル位置の変更で荷重のコントロールがしやすくなり、前述の腕への負担軽減に役立っていることもあるかと思います。

ステム交換の総評

腕が遠いと感じてたところ、近づくだけでなく手首や膝裏の痛み解消にも役立ちました。
サイズがあるかが問題ですが、メーカーを気にしなければ2,000円くらいで買える価格の安さもありがたく、大変満足でした。

また体力がつくだろう1年くらい後に元に戻してみて、違いを体感したいと思います。

腕が遠いと感じている方は試してみるのも良いんじゃないでしょうか。