LEZYNEのポンプのポンプヘッドをair boneのZT-A15に交換

2019/01/31アクセサリメンテナンス,快適

家で使っているLEZYNEの空気入れが調子が悪く、どうもポンプヘッドから空気が漏れているようだったので、このヘッド部分だけair boneのZT-A15というヘッドに交換してみました。

air bone ポンプヘッド ZT-A15

結論から言うと、もうちょい安ければ良いと思ってましたが、使い勝手と精度を考慮すると文句無しのむしろ大満足でした。これで価格落としてしまうと精度悪くなりそうですからね。

air bone ポンプヘッドZT-A15とは

取り付けと取り外しが非常に簡単な機能的なポンプヘッドで、特に取り外しは安全面でも優秀です。

仏式だけでなく、米式にも対応していて切り替えも簡単なので一家に1台あると便利というアイテムです。

取り付け方法

取り付けはネジ式で無駄な力がかからないためチューブのバルブ先端を折る心配がなくとてもスムーズです。僅か10秒ほどで片手で取り付け可能です。

軽く押し込んで青い部分を下げるとパチッとはまるので、そこから回して行くと深く入っていき固定されます。あまりきつく締める必要はなく、ある程度負荷を感じたら十分です。

ぜひ、音声も聞いてもらいたいですが空気が抜ける音が無く効率的ですよね。

取り外し方法

取り外すときは、青い部分を今度は上に持ち上げます。するとねじ込んで沈み込んだ分が自然と持ち上がります。持ち上げると同時に勢いあまって自然に抜けてしまう場合もありますが、どちらでもOKです。

こちらも動画を音声ありで見てもらいたいのですが、驚くことに空気が抜ける音がしません。何とも効率が良いです。

動画を見ての通り、抜くときも力が要らないので、手がすっぽ抜けてスポークやスプロケなどに手を打ち付けることも無いのが非常に良いところです。

空気を入れすぎても調整できる

ポンプヘッドの背面についている突起は、なんとここを押すと空気が抜ける仕様になっていて空気を入れすぎても調整がしやすいとか。構造的にバルブを物理的に押して空気を抜いているんだと思います。

自転車チューブのバルブは、1度押して少し空気を抜かないと空気が入っていかないチューブが多いのですが、うっかり空気を抜き忘れるともう一度ヘッドを挿しなおす作業をしなくてはならないので、とても細かいことですが面倒なんですよね。

ところが、この機能のおかげで、うっかり空気を抜き忘れても大丈夫でちょっと良い製品使ってますよ、みたいな優越感を感じられることでしょう(笑)

仏式米式の切り替えが簡単すぎる

米仏の切り替えが青い部分を下げて、青い部分を抑えながら銀の部分を回すだけで完了します。(銀を抑えて青を回すでもOK)

説明書。(c)が米仏の切り替え。

これもものの5秒くらいしかかかりません。

LEZYNEのポンプとの相性

うちではLEZYNEのSTEEL FLOOR DRIVEという鉄のポンプを多分7、8年使ってまして、非常に丈夫で良い製品です。

今回は恐らくバルブ内のゴムパッキンが弱ったんだと思うんですが、それまで全くトラブルなしで素晴らしいジャーマンエンジニアリング(じゃなかった。ちゃんと調べたらアメリカでした)した。

LEZYNEのポンプはポンプヘッドが本体に固定できるようになっています。これはポンプヘッドに凹凸があり、ちょうどそこをフックに引っ掛けるような作りになっていて、要はLEZYNEがポンプヘッドに合わせてフックを加工しているからなのですが、ちょうどこのフックに収まるような凹凸がair boneのポンプヘッドにもあるんです。

まるで純正のような収まり

存在感あるカラーリング以外は純正かと思えるようなはまり具合。相性が良くて驚きました。

ちなみに、LEZYNEも同等製品(ABS2)をもともと販売していたのですが今では手に入らないようで、そういう意味では純正と見まがうこの完成度は魅力だと思います。

まとめ

ポンプヘッドと言えば、ヒラメが有名ですが一般家庭で必要かと言えば個人的にはそこまで求める必要もないこだわりのアイテムなのかなと思います。

air boneのポンプヘッドも同様で、家にあるポンプを今すぐどうにかしようとか、そういうものではなく経年劣化でポンプヘッドが壊れてしまい、何らかの理由でポンプを丸ごと買い替えるのがしのばれるなら、ポンプヘッドのみ交換するという、まぁ対処療法的な選択肢に良いかと思います。

交換したらそりゃもうハッピーですけどね。