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ロードバイクを買う時の自転車屋さんの種類と選び方

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初めてスポーツ自転車を買う人は、そもそもどこのお店で買えば良いのか分からず・・・「何となく軽快車(ママチャリ)が売ってる店には置いてなさそうだし、でも外からだと中が良く見えない専門色が強い店には入りにくい」と言ったようなことが起こっているのではないかと思います。

私もだいぶ困りました。

そんな人へ少しでも店選びの一助となればと、ショップについて整理をしてみました。

自転車屋選びに共通の正解は無い

まず大前提なんですが、自転車屋選びに共通の正解はありません!(断言)

髪を切る時は、家から近いから、居心地が良いから、話や相談がしやすいから、カットが上手いから、そこでしかできないカラーやパーマがあるから、といった様々な理由でお店選びをするのと同じで、自転車選びも人によって良い店の定義が違ってきます。

そのため、どこのお店で買うのが良いかという絶対的な正解はありません。

自転車屋選びは今後の楽しさに大きく影響を与える

命に関わってくる乗り物なのでその点は踏まえておく必要はありますが、買った後もお店と良い付き合い方ができるかどうかという視点でも選ぶと良いと思います。

技術者が接客も合わせてやっている業界ですし、大型店舗では従業員の技術力がマチマチなこともあるので、ある程度は広い心で自分と相性が良い店員を見つけるというのも重要です。

判断要素の参考

自転車屋を選ぶ際に幾つかの要素があるので、自分がどういう風に楽しみたいかをイメージしてみてください。

例えば以下のようなところが重要な要素になっていると私は考えています。

  1. 自転車店と家の物理的な距離-購入時は勿論、修理する場合の家から自転車への距離を考える必要がある。修理に出すと数日返ってこない場合があって、その際の自転車屋と家の行き来は車や電車などの交通機関を使うことになる
  2. 店員と話しやすい-例えば夜間用のライトを買うといったことから、走りのためのパーツ交換やメンテナンスをするという場合でも、まずは店員に相談をできるかどうかというのが非常に大きいです。
  3. 自転車屋がイベントをしている-自転車屋が走行会やパンク講習会、輪行講習会などをやっている場合、走る練習ができたり仲間ができたりと自然に環境が広がっていく可能性が高い。必要としていない人は良いが、周りに経験者が居ない中で一人で始める場合はとても重要な要素
  4. 割引を重視する-スポーツバイクはセール期以外は車両本体からパーツまで基本的に定価販売が基本。自転車業界は値引き交渉をしてくる人をとにかく嫌う。(ショップ側だけではなくユーザー側も嫌っています)。しかし、年中セール品が置いてある店もあるので値引きをベースに考える人はその点を意識して店を回る必要がある

3番は必ず聞いた方が良いと思います。小さな個人店でも何かしらWebサイトを持っていたりFacebookをやっていたりします。

接客態度が合わなくても、壮行会の様子やイベントなどで皆さんが仲良くされてることもあります。店員も人ですから、人見知りする場合もありますし。

納車のタイミングについて

スポーツ自転車はメーカーから各自転車店に納品される時は調整がされていない状態なので、各店舗のスタッフが組み立てたり各パーツの調整をしてから、お客さんに引き渡し(納車)をします。

ですので、店舗で購入してもすぐに乗って帰れる訳ではありません。購入してから納車までは店舗によって期間がマチマチですので、どのくらいの期間がかかるかも購入前に確認しましょう。

組み立てるのにそんなに時間なんてかからないだろ!と思うと思いますが、1台に対して短くてもやはり2時間くらいは作業にかかるもので、自転車店のスタッフは閉店後にその作業をやる場合が多いようです。

1台売れたら2時間残業って結構大変ですよね?

自転車屋の選び方

自転車歴5年ほどで自転車購入台数6台(妻のを含む)の経験から、首都圏で自転車を買う場合のお店選びのアドバイスをしたいと思います。

家から近い自転車屋で買う

色んな自転車屋さんに自転車を見に行って色々と知識をつけてから買うのが良いですが、あまりメカに自信が無い人は家からの距離に視野を向けてみて、近場の自転車屋さんでの購入がオススメです。

近所のお店で買うという選択肢

まず、家から遠いところで購入した場合、納車日にそのショップからどうやって家まで持って帰るか・・・ここが難しいです。時々、購入したけど車道を走るのが怖くて仕方なく押して帰ったという話を聞くこともありますので。

3kmくらいなら良いですけど、5kmを超えてくると悲惨です。

また、自転車を修理に出して店に預けた場合に家に帰ってくる時の足が無いのが意外に面倒くさいこと。ちょっとしたことですけど、面倒臭くてメンテナンスに出すのが伸び伸びになるなんてことがあります。

やっぱり家から近いのは何かあった時にすぐに行けるし、修理に出した時もすぐに取りに行けるしメリットが多いです。

走行会をやっているかを必ず聞いてみると良いかと思います。

プロショップや、こだわりのある個人店

自転車屋にはプロショップと呼ばれるショップがあります。色々と定義はあるようなのですが、明確な基準としてはスポーツバイクに特化した自転車屋のことを言うそうです。

プロショップを名乗ってる場合はスポーツバイク専門店

自転車屋自身が自店のことを「プロショップ」と名乗っているかどうからしいので、プロショップであればスポーツバイク専門店という認識で良いと思います。

だいたい総じて技術力が高い傾向にあります。ネットで調べると「あそこはプロショップなのに、〇〇も知らなくて・・・」のようなことが言われていることもありますが、大抵伺ってみると色々詳しく教えてくれるショップさんが多いように思えます。

店ごとの個性が強いので中にはフィーリングの合わないショップもあると思いますが、技術力同様にこちらも総じて親切で熱心な人がやっている傾向があるように思えます。プロショップで購入を考えている人は何店舗か回ってみることをおすすめします。

初心者からすると扱っている自転車はエントリーグレードではないハイグレードのものばかりに見えがちですが、エントリーグレードを扱ってるショップも多く、とにかく聞いてみると言うのが大事です。

なるしまフレンドのような有名プロショップ

東京でいうとプロショップと呼ばれる類の中でも数店舗展開している有名店に「なるしまフレンド」というショップがあります。センチュリーライドのようなイベントに行くと、なるしまのチームジャージを着た団体もいるくらいで実業団チームの運営もしています。

そんな先端を行くショップだからこそかもしれませんが、接客態度は明るく親切で気配りも行き届いていて、スタッフそれぞれが非常に詳しいです。

割と入りやすい雰囲気のため、プロショップに興味のある人は行ってみても良いんじゃないかと思います。週末は人が多いので気後れする人は、なるべく人がいない時間帯を狙って何度か訪問してみるのが良いかと思います。

ワイズロードやバイシクルセオのような大型チェーン

首都圏を中心に店舗展開をしているスポーツバイク専門チェーン店「ワイズロード」と「バイシクルセオ」。

共に独自商品を作っていたりと特長があります。どちらかと言うとワイズロードは都内寄り、バイシクルセオは郊外寄りの店舗展開で私の印象ではバイシクルセオの方が広々とした店構えの印象があります。

値引き交渉はやめた方が良いですが、どちらも値引きされたバイクが展示されてる場合が多く、年に1回冬の期間はどこかで大型セールをやることがあります。

ワイズロード

新宿をはじめ首都圏に点在し、それぞれの店舗がある程度特長を持って展開されているスポーツバイク専門ショップです。

例えば、新宿でいうと新宿三丁目に新宿本館、新宿ウェア館、新宿カスタム店、新宿西口に新宿ビギナー館と4店舗も展開しており、名前の通り個性が違います。

首都圏を中心に店舗展開をするワイズロード

新宿カスタム館はそれぞれのパーツをバラバラに選んで組み立てて貰う「バラ完(バラバラのパーツから1台の完成車を組み立てる)」を主にやっている店舗なので、初めて自転車を買うという人には少し敷居の高い店舗になるかと思います。

新宿本館は様々なメーカーの自転車がぎっしり並べてあり、入り口付近にはセール品も展示してあります。

パーツ類も豊富で見ているとあっという間に数時間が経過してしまいますが、非常に混雑している店舗のためタイミングによっては店員さんを捕まえるのが大変で、少し時間に余裕を持っていくのが良いかもしれません。

且つ時期によっては納車までかなり待つ場合もあります。

パーツ類が豊富でマニアックなアサゾー店(御徒町)やトライアスロン&レディース館(お茶の水)なども。

バイシクルセオ

バイシクルセオはセオサイクルという自転車販売チェーンの中のスポーツバイク専門ショップで東京の晴海、千葉の船橋や松戸、神奈川の新横浜などを首都圏近郊を中心に店舗を構えています。

店舗ごとの特徴はあまり無くどの店舗も満遍なく偏りの少ない品揃えになっていて、大抵が広めな店内で特に新松戸店は2階建てで充実しています。

各店舗がかなりの規模感のバイシクルセオ

セオサイクルはフランチャイズ展開をしているため、中にはスポーツバイク専門のフランチャイズ店舗もありますが、オーナーの方針が色濃く反映されているので各WebサイトやGoogleマップなどで雰囲気を見る以外は店舗へ行ってみるまで分かりません。近所にある場合は見に行っても良いかも知れないですね。

私が知ってる限り、セオサイクル吉祥寺青梅街道店はスポーツバイクメインの店舗でした。(昔はHONDAのバイクショップだったと思ってたんですが・・・)

メーカーの直営店やコンセプトショップ

SPECIALIZED、TREK、Cannondale、Bianchi、GIANTなどのメーカーは直営店を持っています。また、直営ではなくても特定のメーカーの自転車のみを販売してコンセプトショップとして運営している店舗もあります。

クリスマス時期に通りかかったTREKショップ

どのメーカーも共通で、なかなか一般的な店舗ではお目に掛かれないような、メーカー純正のバックパックなどアパレル小物などが揃っています。

バイクは勿論のこと、シューズやウェアといったアパレル類、サドルやハンドル、クランクといったパーツ類、ボトルケージやサドルバッグ、ライトといったアクセサリ類などメーカー純正品が多く展示されているのも直営店ならではです。

Cannondale横浜

コンセプトストアと呼ばれるのは、同一メーカーの商品しか扱っていない店舗で、主に埼玉方面で展開しているバイクプラスというお店はTREKの商品のみを扱うTREKコンセプトストアです。

サイクルベースあさひ

全国展開している自転車量販店といった印象のサイクルベースあさひ。

店舗によって差はあるものの、軽快車だけでなくクロスバイクくらいはだいたいの店舗で扱っているようです。

アルバイトスタッフが多いのか、メンテナンスの技術面で数年前までは様々なうわさが飛び交っていたものの、スポーツバイクの扱いが広がっているのかそういった噂も少なくなってきました。

2018年からルイガノや3Tといったメーカーの正規代理店になったので、高価なバイクのラインアップも増えてきました。

店舗によっては、ウェアの品ぞろえも豊富でオリジナルのバッグなどは非常に安価な割に質は悪くなく使い方によっては良い店舗の可能性があります。

一般的な小売業と同様にセールをやることがあり、値引率などはかなりのものになります。

まとめ

店舗選びには正解はありません。自分に合う店舗を探すのが良いかと思います。

ただ、車を持っているなら少し離れた店舗で買うこともあまり問題ではないかと思いますが、そうでない場合は特にスポーツに自信が無い人ほど出来るだけ近くの走行会などコミュニティを持っている店舗で買う方が良いと思います。

また、冒頭に書きましたが値引き交渉はやめた方が良いです。自転車店は技術者が接客をやってる場合が多いので、そもそも値引き交渉なんて専門ではないはずですし。むしろ、そういう意味では店側のスタッフの人間性が強くでるので良いお客さんには良い物を買ってもらいたく、値引きできる場合は相手の方から言ってくる場合もあります。

お金を払う側という立場なのに何を言ってるんだ?と思うかもしれませんが、お店と良い関係を築けるようにするのも今後の自転車を楽しむ重要な要素なので、どの店を選んだとしても良好な関係を作ることも楽しんでみたらどうかなと。

 

 

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