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四谷のメディボディさんでロードバイクで起こる膝の痛み 腸脛靭帯炎を解決した話

今日は過去2回ほどお世話になった東京 四谷の整体屋さん(?)メディボディさんでの体験記です。

医学的知識に基づいた身体づくり|Medibody(メディボディ)

私がメディボディさんに訪問した成果としては、腸脛靭帯炎(ランナーズニー)の痛み解消と足底筋膜炎っぽい足裏の痛みの解消がありました。どちらも1回の施術で解決してます。そして副産物として、おじぎ乗りへの興味、ロングライドに役立つペダリングの理解とロードバイクに役立つ筋トレの開発などがありました。

今回は2年前の話なのですが、Blogに書くのはダメだと思ってたんですが先日伺った際に聞いたら歓迎してくれたの記事にします。書いてたら長くなったので2回に分けてまずは腸脛靭帯炎の方から。

ちなみに、メディボディは多田さんという方がやっているのですが、人気があって1週間先くらいまでは予約が取れません。それでもロードバイクでどこかに痛みがあるなど何か困ってる人は1度選択肢として候補に入れるのは良いと思います。

腸脛靭帯炎(ランナーズニー)を骨盤で解決!

私がメディボディさんに行くきっかけになったのが、膝の外側が痛くなる腸脛靭帯炎、通称ランナーズニーの痛みが出たからでした。

しかし、多田さんに見てもらったお陰で、この痛みがなくなるだけじゃなく更に楽しく自転車に乗れる色々な学びがありました。

腸脛靭帯炎はガニ股のペダリングが原因ではなかった

3年前に自転車を始めてから色んな体の不具合が出始めたのですが、その一つが60~70kmほど乗ると膝の外側が痛くなるという通称ランナーズニーという有名な腸脛靭帯炎の症状でした。

「ロードバイク 膝 外側 痛み」などでググると、だいたい腸脛靭帯炎の情報が出てくると思います。

腸脛靭帯炎(ランナーズニー)が起こるメカニズム

腸脛靭帯炎の痛みのメカニズムは、こちらの画像のようなところで間違いないと思います。

骨盤から脛骨の膝関節部分に繋がっている腸脛靭帯という靭帯が、脚が動く度に大腿骨の膝関節部分で外に出てる骨に擦れて炎症を起こすらしいのです。

少しネットで調べてみて同じような悩みを持ってる人が沢山いることが分かりました。ネットで見ると症状が出る原因は、殆どの記事でガニ股のペダリングを指摘していました。ただ、なぜかペダリング改善で痛みが出なくなったという報告を見かけることがありませんでした。また解決している場合でもシューズの細かい調整を行う方法で初心者や素人では改善できない内容に思えました。

ちなみに私もガニ股をやめてまっすぐを心がけたり、内股にしたりしてみました。なるべく踏まないなども・・・しかしペダリング改善ははっきり言って私には全く効果なしでした。

なるべく踏まないって言う対策は多少効果はありましたが、公道を走ると必ず踏む場面は出てくるし現実的じゃなく根本解決ではない気がしていました。

霞ヶ浦 ロングライド 2015/05/30

ペダリング改善を試した結果は↑こちらの記事で、霞ヶ浦へ自走で結局190km走った時は、中盤からヒリヒリズキズキという突っ張ったような痛みが出ていて、その後は感覚が無くなってきて立つとビリビリと痺れる痛みがあり、サロンパスでスプレーしながら走ったのは良い思い出です。しかし、当時はまだロードバイクを買ってから日も浅く、細かい調整にかける費用も無く、治らないようであれば自転車という趣味を諦めなければならないかもしれないと焦りも感じていました。

骨盤を正しい傾きに戻してロックする

そんな中でたまたま見つけたのがメディボディさんで、ググってみると同じようなロードバイクの悩みを解消された方がいるじゃないですか!ということで行ってみました。

↓ちなみにこちらのブログ記事です。

施術の内容は立ったり座ったり幾つか体の動きを見ながらのヒアリングがあり、同時に筋肉の動きや力が入る仕組みなどを教えて貰いながら進めました。立った姿勢、座った姿勢、ロードバイクの乗車姿勢を真似て見て貰う感じです。

その中で多田さんに骨盤が後ろに倒れている状態(猫背の状態)になっていることを指摘され大きな原因はここじゃないかということで、骨盤を前に倒す(背筋を伸ばして骨盤を上に立てる)状態との違いを実際に体を使って確認していきました。

指摘と言うより確認をしながら「姿勢は悪くて猫背なことが多いですよ。乗車姿勢も猫背で、それが正しい姿勢だと言われてたので。骨盤?・・・なるほど倒れていますね」みたいな感じでやり取りをしながら自分の体を自分で確認していく感じです。

腸脛靭帯というのは、前の段落の画像のとおり付け根の部分は骨盤なのですが膝の方は膝関節の下の骨・・・脛骨の根本で前側につながっているんですね。で、脚を曲げると横にズレていくんですが擦れる部分は膝関節の上のもも側の骨、大腿骨なんです。

骨盤の傾きと腸脛靭帯の関係

ここで骨盤を立てた状態にすると靭帯は膝の横を通るまで最短距離になり腸脛靭帯は余裕のある状態になります。

これが骨盤が後ろに倒れた状態になると、腸脛靭帯が繋がっている骨盤から脛骨までの距離が長くなってしまい、腸脛靭帯が伸びた状態になってしまうんです。その伸びた状態でペダリングのような反復運動をすると膝を曲げていく時に靭帯がグリグリと大腿骨の出っ張りに擦り付けられて炎症を起こしてしまうと・・・

この原理を教えて貰って骨盤を前に倒す(立てる)フォームを確認し、次に乗る時に実際に試してみたところ嘘のように痛くならず、それ以降は膝の外側に痛みが出ることは1度もありませんでした。

ガニ股でのペダリングを強制することで治ることもあるとは思いますが、骨盤を調整する方が腸脛靭帯には余裕ができると思うので、骨盤を矯正→ペダリング矯正の方が腸脛靭帯炎には効果がある気がします。

骨盤をロックするメリット

ちなみに骨盤は側面に飛び出た腸骨と言うのがあるのですが、ここが後ろに寝た状態から立たせた状態にするとググッと前に動いてくるのがわかると思います。この状態を「骨盤をロック」すると言っていて、私もイメージに非常に合うのでこの呼び方をしています。

骨盤のロックに関しては、この方の動画が非常に分かりやすくて最高です。

  • 30秒~2分30秒:骨盤の前傾について(私が言う骨盤をロックさせる状態)
  • 5分20秒~9分20秒:骨盤の前傾の作り方。腰椎ではなく股関節を曲げる練習

腰を反るのではなく、骨盤を動かすということが重要です。

この骨盤をロックする状態には様々なメリットがあります。動画の方も言っていますが、ざっくり言うと、骨盤を前に倒すと背中と殿筋とハムがバランス良く使われるので疲労の分散をすることができるようになります。

そして、骨盤をロックした際のペダリング時の足の動きに注目すると非常に自転車に向いていることが分かります。

実際に椅子に座った状態で骨盤をロックしてやってみると分かりやすいんですが、股関節の可動域が制限されるので感覚では脚は上げにくくなるかと思いますが、脚を下ろすのはスッと足が降りていき、確実に楽になってるのは分かるかと思います。これはペダリングで言うところの踏み足が意識しなくても強くなるってことになると思います。

では引き足はどうか。実はこれも人に膝を思いっきり抑えて貰ったりすると分かるんですが、ロックした時の方が明らかに出力が増します。股関節の可動域は狭くなってるのに不思議ですよね。

これは先の動画の方が仰ってますが、背中だけでなく、背中 尻 ハムと多くの筋肉を使えるからなのだと思います。

ついでに足の甲を誰かに抑えつけて貰って足首を上に上げる動作を試してみると、ロックしている方が甲を抑えつけていられないくらい出力は上がります。足の親指だけにしても明らかにロックしてる方が出力は上がります。

少し面倒でバカバカしいかもしれないですが実際にやってみることをおすすめします。実感が持てると全然違いますから。

ちなみに、メディボディさんには大きな鏡があって、多田さんに見てもらいながらロードバイクに乗車しているときの重心位置についてチェックしながら理想のフォームを一緒に考えることができました。この経験が後に調べていく内に「おじぎ乗り」に出会うことに繋がり、ペダリングへの考察へとつながっていきました。

おじぎ乗りと独自の解釈

骨盤をロックした状態で乗車することが自転車に取って良いということを多田さんに導き出してもらったことで、猫背での乗車姿勢から違うフォームでのメリットを探していると程なくして「おじぎ乗り」に出会いました。調べれば調べるほど、多田さんの言ってたことと一致していました。

結局、私のペダリングに関しては堂城さんのおじぎ乗りを細かく知識として吸収しつつ、多田さんとディスカスしながら教えて貰ったことがベースにあるかと思います。

ロングライドに向けてペダリングを改善してみた

私はロングライドで言うと200kmちょっとくらいしか走ったことは無いですが、そのくらいの距離を走るのに何が一番重要かと考えると、筋肉をなるべく疲労させないペダリングという意味で重心位置なんじゃないか思っています。

重心のイメージ

胸の前に重心を置くことで自然にペダルが回るようになるのですが、ここに重心を置くのに必ず必要になるのが骨盤を前傾にすることでした。後傾だとどう頑張ってもこの位置に重心を置くことができません。

まとめ

私はもともと幼少期からずっと猫背なんですが、1度も姿勢を直そうと思ったことはありませんでした。別にメリット感じなかったしw

だけども自転車を始め、メディボディ多田さんに教えて貰って、体のメカニズムなどを考え始めたら楽しいのなんのって感じで、その中でも骨盤はかなり重要なことが分かってきて日常生活の歩行でさえも骨盤をロックさせるのを意識したりしています。

歩行でも骨盤をロックすると歩く速さが変わりますw

腸脛靭帯炎がきっかけでしたが、もし骨盤について意識したことが無い人が居たら、骨盤のロックを試してみることをおすすめしたいです。

 

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