つくばりんりんロードから筑波山神社へ行く途中で死んだ話
色々なイベントに出るために、ゆっくりでも登れるようになっていきたいと思い、今年からヤビツ→養老渓谷と日帰りで行ける近場の坂を登るようにしてきました。
今回のターゲットは筑波山!
最近は、セキドンとライドをして、難易度的に問題なさそうだったらちゃんPファミリーでライドという流れができつつあります。セキドンありがとう!
今回は、南回りでの不動峠~ロープウェイつつじヶ丘駅と、北回りでの筑波山神社まで走ってどちらも楽しんで来ました!!!
つくばりんりんロードを走ってから筑波山に挑む
セキドンとライドして、後日ちゃんPと行ったのですが、どちらも土浦駅の近くに車を停め、りんりんロードを走って筑波山まで行きました。
りんりんロードが素晴らしくセキドンと行った際に写真をちゃんPに送ったら「行きたい!」という流れ。
土浦駅から自転車で1分。つくばりんりんロード
土浦駅の西口をスタートして北方向に進み高速をくぐって右折。土浦駅から1、2分でつくばりんりんロードの入り口に到着します。
・・・そう初めて行った時はただの歩道だと思ってました。まさかそこがりんりんロードだなんて全く思いもしなかったのです。思わせぶりな書き方をしましたが何もありません。走りやすい!
そして、りんりんロードを数百m進むと横断歩道にぶつかり、右側に橋を渡ってから左折すると、またすぐ右手にりんりんロードが再開します。ここに入ったらもうちょっとやそっとのことでりんりんロードから外れることはできません。
もうひたすらに感じの良い道が続きます。
こんなにまっすぐな道がサイクリングロードとして作られる訳ないじゃん!何なのおかしいよ!
りんりんロードの最初こそ、駐車場の裏を走らされてる感じなどありますが、10分も走れば「なんじゃこりゃ!?」思わずそんなことを口走ってしまうただひたすらまっすぐなサイクリングロード!!
おかしいよ!こんなにまっすぐな道をわざわざ自転車のためになんて作る訳ないよ!と思っていた矢先に現れた変な造形物。
そうなんです、「おかしいおかしい!」と言っていたら、ここ昔は旧筑波鉄道という鉄道が通っていたそうで、現れた変な造形物は当時使っていた駅舎なのだそうです。ちなみにサイクリングロードへの改修費は80億!
おかしいおかしいと思っていたら、80億かぁ・・・
りんりんロードは荒川CRよりも走りやすい
当たり前かもですが、荒川CRと比べると人の量が全然違うので、道幅は多少狭いと思いますが本当に走りやすいです。
また車道と交差する時にあるタイヤ止め(?)も自転車向けに作ってあるので通り安くストレスを感じることが少ないので、ちゃんPもスイスイ走ってました。
土浦駅からしばらくは少し都会的な雰囲気があり、常磐道の下をくぐったりと楽しく、しばらく進むと景色がまた田んぼなど自然いっぱいな雰囲気に替わるのですが、それでも桜の木や蓮の池、小田城跡、駅舎跡など様々で初めて行く人はまず飽きない気がします。
そして遠くに見えていた山が徐々に近づいてきて、いつの間にか眼前に大きく見えて「あれが筑波山か!」と気付いたりする感覚は自転車ならではな気がします。
筑波山南回りはキツイ斜面の不動峠
基本的には坂は初回で痛い目を見て「こんなの初心者向けじゃない!2度と来るか!」と言ってその1カ月後くらいに「もう1回行くか!」というのが私の行動パターン。
初めての筑波山は、いつもの通りセキドンを道連れに斜度がきつめと言われてるらしい南回りのコースで不動峠を登りました。なめてかかったこともあり「もうコネーよ!ペッ」という安定の流れが今回もありました。
南回りは本格ヒルクライムの雰囲気が楽しめる
個人的には斜度は十分かと思いました。ゴール直前で最もキツイ斜度があるのでそのことさえ覚えておけばいけるかと思います。出鼻でくじかれるヤビツの勾配とは違い終盤にくじかれるのも、これはこれで誰がたくらんだ訳でもないのですが酷い仕打ち感があります。
言わずともがな写真など撮る余裕は無かったのである!!
まぁただ斜度は結構あると思いますが、距離が短めなので不動峠はトータルで母性を感じるコースでした。距離が長かったら本当にもっと人が集まるような坂になってたような気がします。
そういう意味で「本格ヒルクライムの雰囲気」が楽しめるという表現が自分にはしっくりくる印象です。地元のサイクリストの方などは、「ここから更に〇〇方面に向かうと鬼畜なコースがあって本格ヒルクライムが楽しめるんですよ!」などの情報を持ってそうな気がしますがw
・・・それにしても、なんだかちょっと登るようになってきたら坂に対して母性を感じるようになったとか、他のサイクリストもこうやって成長していってるんですかね。
不動峠までの行き方
行き方はりんりんロードをひた進み、125号線を右折。そのまま進むと北条大池という池に当たるので手前を左折すると自然に登りが始まります。
道幅は若干狭め。道の端は小さい石や落ち葉で滑りやすい傾向はありますが、基本的に木々のおかげで日陰になっているので多少は体感温度が低いかもしれません。
最後に急斜面になりますが、そこを超えて左折すれば不動峠の分岐ポイントになります。
ここを超えたら後はロープウェーの駅までは少し緩やかになるのですが、地元の人のみ知っている・・・みたいな険しいコースは普通に走っている分にはありません。
不動峠後はレストランを抜けて展望台へ
不動峠に行くと右へ進んで下山するルートと、左へ進んでロープウェーの終点まで向かうルートの2ルートが選べます。
勿論、左へ進みましたがこの時既にドリンクが空に! 喉が渇きと脱水症状のプレッシャーを感じながら進むと、また開けた分岐ポイントに。
ここにあったレストラン『筑波山ひたち野』さんに「自販機・・・自販機は無いか~」と尋ねたところ、レストランですからね、やはり無し。しかし、私の憔悴ぶりを見かねて氷たっぷりで水を補給してくれました。この水が本当に美味しかった!!
あまりサイクリストが押し寄せると迷惑になりそうな気がするので水を当てにしてはいけないと思いますが、本当にダメな時は頼ってみるのも良いかも知れないですね。ありがとうございました! この出来事でダブルボトルにしないとなと意識しました。
筑波山ひたち野さん
いまサイト見たらめちゃくちゃ美味そう。・・・ここで飯食うんだったよ!
この分岐からは登ること数分。意外にあっと言う間にロープウェーの終点に到着となりました。
少し休憩して筑波山神社の大きな鳥居に前を通り過ぎて下山しました。下りは結構長いですが、肩が凝ったりする程ではなかったのは良かったです。
道が立体的に入り組んでいて、景色が最高です。
2回目の筑波山。北回り進路で道を間違えて死ぬ
セキドンとの初めてのライドでの写真をちゃんPに見せると、行きたい!とのことだったので約1カ月後にまたまたやってきましたりんりんロード!
ちゃんPがここのところ忙しくてあまり乗れていなかったので、どこまで行くかは様子を見ながらな感じで進むことに。
なんて言いながら、あっという間に筑波山の入り口付近に到着。
北ルートは筑波山口という看板のあるタクシー乗り場(?)から行かないとやばい
意外にあっけなかったので、「じゃぁ筑波山神社まで行こうか!北ルートは緩やかっぽいし」という軽い気持ちで道も適当に進むことに。
・・・これがいけなかった。1カ月の間で記憶も曖昧になった中で進んだ道は本来は「筑波山口」と書かれた看板のある関鉄土浦タクシーさんから石の鳥居をくぐって42号線を登って行くのが良いルートなんだと思いますが、まさかの逆方向へ向かい進んだ道は筑波山登山道。
Google先生に任せた私も馬鹿だった訳ですが、ハンドルにしがみつくかのようにして登るくらいの激坂。これ、何%だよ!
初回で下ってきた緩やかで蛇行した道とは違う、神社まで一直線に向かう激坂。広角レンズでも分かって貰えるのではないでしょうか。
そして最後は5段ほどの階段を登って車道に出るというスパルタぶり。目の前が筑波山神社の鳥居でしたが近所迷惑にもなりそうなのでなるべくこのルートは避けた方が良いと思います。
筑波山は何だかめちゃくちゃ涼しかった
筑波山神社はお土産屋さんと飲食店が一緒になってるような店が多いんですが、外で呼び込みをしてる人が常にいるので、自転車を預かってくれというか見ててくれます。なので、割と落ち着いて食事をとることができました。
ちょっと変わった蕎麦を食べましたが、ずっとひぐらしの声が聞こえていて、何とも涼しげ。(ひぐらしが鳴くのはどうしても晩夏のイメージがある)
まだ梅雨は明けていませんでしたが、蒸し暑い日で眺めが良い店はクーラーが入っていないのに少し寒く感じるくらいひんやりとしていて、暑い中頑張って行った感動というかね。ありました。
・・・ずっと脚がプルプルしてたのは言うまでもないですがw
土浦駅スタートでりんりんロード完走も良いかも知れない
次行く時はたぶんお義父さんも一緒だと思うので、登りはひょっとしていかないことを考えると、りんりんロードを完走するのも良いかも知れないなと思います。
片道40kmちょっとかな?
りんりんロードを外れると、コンビニなどがすぐに出てくるのも良いところだと思います。
そんな感じで、新しく導入したサイコンとビンディングシューズのテストもできたので非常に満足度の高い楽しい場所でした。
出たことある数少ないイベントのセンチュリーラン笠間も、割と緩急が少ないコースが気持ち良くて楽しかったので今年もエントリーしたのですが、筑波山の周りはサイクリストにとっては大変楽しい場所なんじゃないかと思います。
終