獲得標高2500m!BRM216 鴨川200を走ってきた

イベント, ロングライドBRM

昨年はあまり走らなかったので、今年はもっと走りたいなぁなんて考えていまして今年一発目のブルべに参加をしてきました。

過去2回の参加はどちらもAJ千葉さんでしたが、今回は初めてのAJたまがわさんに参加しました!

集合場所でやっていたラジオ対応にまざる参加者

西方面(多摩川、玉川)が拠点であるはずのAJたまがわさんが、なんでか千葉方面で開催していてスタートが船橋という自走で行ける距離だったのでラッキー!ということで単身参加させてもらいました。

ランドヌールの方々は旧年中に既に出走したいBRMを決めているようですが、私は色々な予定などを分かりかけてきた数か月前くらいに、これに出るか~なんていう、まぁそんな適当なトーンで参加してますw

初めてのローカルルール

実は今回、ローカルルールというものを経験しました。ブルベの各クラブごとにローカルルールが存在すること自体は知っていたのですが、千葉の200kmしか出たこと無い私は実際に適用されるのは初めてでした。(千葉も300km以上はあるっぽいです)

今回適用されたもので代表的なのは「昼夜を問わず常時点灯」と「クリップ留め不可」ということだったのでCATEYEのOMNI3というライトを買いなおしました。

ランタイムもあまり変わらずOMNI5というもっと明るいタイプが出ているので、買うならOMNI5が良かったかも(笑)

良く知ってるなぁというニヤニヤが止まらないコース(笑)

実は日程と距離優先で参加を決めたので、コースレイアウトは「あぁ、船橋スタートで鴨川方面に行くのね」くらいしか考えておらず、殆ど登らないつもりでいました。・・・が、キューシートを見ながらルートを引いていくと大福山は登るし清澄山は登るしで獲得標高2500mというなかなかハードなコースw

走りながら思ったコースの印象は普段多摩川や神奈川の山を走っている人向けに「えっ、千葉って山無いんでしょ?でも少しは登りたいんだよね。えっ、山2つもあるの?それヤバくない?大福山?清澄山?なんだ聞いたこともない山じゃん。全然低いんでしょ?ちょうど良く運動した満足感が得られる感じかな?」という大人目線を装った「バンバン激坂盛り込んだようへへコース」でした。

とは言え、これが単純に登りのつらさを味わう過酷で嫌なコースだったかと言うと全く逆の印象で、色んな意味で「良く走ってる人は色んな道や観光スポットを良く知ってるんもんなんだなぁ」と感心したと言うか、とても納得感を感じました。

千葉をあまり走ったことない人は、標高が最も低い県でありツーリングをするなら海沿いに着目するんじゃないかと思います。食に関しても海産物に目が行きがちじゃないかなと。私も最初はそうでした。

ところが、千葉を走るようになってイメージが随分と変わってからは、標高が低くても組み合わせるとヒルクライムレースでは味わえないロードレースのような楽しさが味わえ、ルートを考えること自体が楽しくなり、また海産物以外にも乳製品、畜産物、山菜、野菜、果物など豊富な食、写真映えする様々な自然や歴史的建造物、マニアックな美術館など観光、多種多様な飽きること無い豊富なコンテンツに、新たな道を走る楽しみを感じていました。

そういった魅力的なスポットが今回のブルべのルート上には点在していて、且つ普通だと絶対に通らないような全然知らなかった激坂スポットも抑えてあるという、、、一体このルートを考えた人はどんな人なんだろう?と想像すると走りながらニヤニヤが止まらなかった訳です。

獲得2,500mを走り切るには

登りのキツさとして他のイベントでも色々あるものの、今回が厳しいのは後半に登りが厳しくなるところだと思います。

なるべく速く走りたいのはありますが、「完走する」ことの方を重視して走っているので、速い人は速いものだと割り切って放っておいて自分のペースで走りました。・・・いつも通りですが、今回はソロなので余計に無理はしないように気を付けました(笑)

やっぱり大事なことっていうのは「キツイ」と感じるところでいかに「手を抜くか」だと思っています。自転車は自分のペースで走れば長く走れるのに無理をすると一気にダメージが来て回復せず、完走へのリスクが高まる訳です。

そういう意味では、このコースは

  1. 船橋から山岳に入るまでの平坦30km
  2. 30~50kmで斜度はきついけど距離は短い登りがあるウォームアップ区間
  3. 50~100kmは本格的な登り
  4. 折り返して昼食などの後の100~140kmは長く斜度も厳しい山岳区間
  5. 140km以降は小さな登りを終えたら平坦

といったレイアウトになっています。

1.船橋から山岳に入るまでの平坦30km

序盤は、ひたすら35km/hくらいのスピード感でガンガン進んでいきまして、パワーメーターを見たら自分が暫くは継続して走れる100~150Wくらいだったので集団に混ぜて貰って楽をしました。ブルべ参加者は速い速い。

これがもし、150Wを超えていたらオーバーペースなので無理はしないでのんびり走っていたと思います。その分、30分くらいは遅く到着していとは思いますけど、ダメージを受けない重視で。あと私も含めて最近は新規参入者多いのでグループ走行はかなり注意をして走りました。

PC1まではコバンザメ作戦集団で気持ち良く走れ、ウォームアップの坂を超えたおかげで40分くらいの貯金ができました。この貯金を温存していきます。

今見返すとTwitterでも「山めんどい」とツイートしていて、明らかにこの後の山でタイムを上げる気が無かったことが分かりますw

2.30~50kmで斜度はきついけど距離は短い登りがあるウォームアップ区間

PC1後はかなりバラついて、大福山に向いながら、いよいよ緩やかに登りが開始。

高滝湖では例のトンボの写真を撮る参加者などもいて、素晴らしいコースレイアウトだな~なんてニヤニヤ。

そして、ん~、なんか見たことある景色だな~なんて思ってたら、これはひょっとして・・・やっぱり!ということで、月崎駅近くの永昌寺トンネルでした!(月崎トンネルはもう少し先)

ここで更に素晴らしいのは三石山をスルーするところで、序盤はあまり足を使わせていないのも良い感じでした。

3.50~100kmは本格的な登り

いよいよ大福山。養老渓谷から入ると激坂且つ路面状況が悪いからか、北側からのルート。

やや緩めで長い登りで、久し振りに地層を見たり懐かしいベンチを見て、ここで写真を撮ったなぁなんて思いながら走り抜け、頂上に到着すると「AJたまがわ」ののぼりが!

シークレットPC(と言うの?)が設置してあって、ソロ参加だと久し振りに人に会って会話をする喜びを感じられました(笑) 上手いとこに設置しやがるぜ(笑)

シークレットPCに辿り着いた全身グレーの人

下って有料道路でお金を払ってレア体験をし、亀岩の洞窟脇を抜けてPC2に到着。

4.折り返して昼食などの後の100~140kmは長く斜度も厳しい山岳区間

PC2を出て、見慣れた交差点を抜け海を横目に走りながら「鴨川は久し振りにきたな~、飯でも食おうかな~」なんて思ったら海沿いはものの5分くらいで、すぐ山へ。あっぶねー、コンビニ休憩取るたびにオニギリ食ってて良かった(笑)

やっぱりブルベはルートを引いただけで終わるんじゃなくて、ちゃんと飯を食う場所までリサーチしておくことが重要だなと思いました。

鴨川は海から離れると即登坂が始まりそのまま清澄山(きよすみやま)と呼ばれる千葉でも標高が高めな山に入ります。相変わらず2年前くらいに来てから全く工事が進んでいないような道路を眺めたりしながら無心で登りました。ここの登りは6%程度の斜度に見えるのに完全に錯覚で頻繁に10%超えが出てくる不思議な坂で、あまり考えずに無心になって進みました。
頂上には清澄寺(せいちょうじ)と呼ばれる寺があるのですが、そちらもかなりの坂で今回はコースには入っておらずスルー。コースを考えた人のちょっとした優しさを感じました(笑)

そしてここからが凄いと感心したところです。良く分からない(特に観光スポットも無いような)ルートを走ります。ところが、もう激坂のオンパレード。

私のサイコンがたまたま出やすい数字なのかはわかりませんが、何かと「17%」を表示しまくりますw

自転車の登り坂あるあるだと思うんですが、12%くらいの坂でも4%くらいの坂がずっと続いた後は「あれ?そんなにある?」みたいな。逆に10%を登り続けた後は2~4%くらいがだいぶ緩やかに見えるとか。

でもね、17%はキツイです。坂あるあるとか関係ない。何なの17%って!15%とか18%とか20%とかキリの良い数字じゃないところが妙にリアルで表示されるたびに「わーっ!!」ってなりましたよ、本当に。しかも長いんだ、これが。

思わずね、走りながら「どんだけ千葉のこと知ってるんだよ、おかしいだろw」と言いましたね。実際はもうちょっと悪い言葉でね。

5.140km以降は小さな登りを終えたら平坦

ようやっと山岳区間を超えて、ご飯を食いそびれたので次のコンビニで補給と考えてたのですが、出てきたのが過去に何度も通ったことのある見慣れたコンビニだったので道を反れてラーメン。かなーり塩分多めだったのですが、汗をかなりかいてたせいもあって、逆にありがたかったです。

山を乗り越えてやっとの昼食

その後は小さな丘を幾つか超えてフォトチェックの野見金公園で撮影。ちなみに、この展望台の右側にはカフェがあります。

フォトチェック。西の方角に「スカイツリー」と書いてあったけど、そんなん見えるかーい!!

ここを超えた後は蘇我あたりからはほぼ平坦。風は多少あったものの、坂続きだったので軽快に進むことができて気持ち良くゴール!

ゴールはデイリーヤマザキでしたが、認定の受付は綺麗であったかい公民館に構えられていて、こりゃまた準備が良いというか凄いなと思いました。

AJたまがわさんのBRMに初めて参加して・・・

少し前に高知でBRM中に交通事故で亡くなられた方が居ました。加害者は無免許運転の酒気帯び運転とのことでした。本当にいたたまれない事故で、こういったニュースをそれなりの頻度で聞いている気がします。

この日のBRMでは、黒い喪章を渡され身に付けて走りました。また、普段からなのかも知れないですが、ブリーフィングの時間が非常に長かったです。20分くらいはやってたかも。

被害者の方を想うと共に、今回はブルべという行為に関しての姿勢とスタッフの方が参加者の無事を祈る気持ちというのを感じましたね。

当たり前ですが、やっぱり事故は関係者全員が悲しい気持ちになりますからね。安全への配慮は大事だなと思いました。

コース自体も楽しかったですが、その他にも感じることは多々ありました。その中でもスタッフに求めてるだけじゃダメだな。他人に求めてるだけじゃダメだなと思いました。