FOCUS CAYO(2016)のワイヤー周りを見てみた
ハンドルを交換しまして、FOCUS CAYO(2016)ワイヤーとアウターの長さ調整とフロントディレイラーの微調整に使うワイヤーアジャスターをシマノのモノに差し替えをしました。
もう半年くらい前だったと思うのですが、具体的に言うと、シフトのワイヤーを全部ぶっこぬき。その後、STIからフレームインするまでのアウターをぶっこ抜いて長さを調整して差し直すという作業をしました。
この作業、ワイヤーがフレームインしているフレームだと怖いですよね。その点、FOCUS CAYO(2016)は非常に優秀でしたのでメモしておきます。
ブレーキはフロントだけ交換。リアは触ってません。
シフトワイヤーはインナーだけ、ブレーキはアウターも。
シフトワイヤーは言ってしまえば何の心配もありませんでした。気を付けるのはブレーキアウターかと思います。
シフトワイヤーは分かりやすい
他のメーカーがどうだかは知らないですが、CAYOのシフトワイヤーは凄く分かりやすいです。
ヘッドチューブの前側から入れるので取り回しは難しいですが、フレーム内は間違えて抜いてしまったとしても全く問題無さそうな構造でした。
BBの下に幅5mmくらい、長さ2cmくらいの横長の穴が開いていて、ここからワイヤーを出せるようになっています。
写真右の指の辺りが穴です。
BB裏に固定されたガイドを通してディレイラーに繋ぎます。この時にフロントとリアがフレーム内で交差してしまう可能性はありますが、1本ずつ取りかかれば張った状態のワイヤーが絡まることは少ないと思うのでそれほど問題にはならないかと思いました。
写真で上の位置にあるリアのワイヤーはチェーンステー内を通るのですが、この時アウターを留めている細かい部品は実は入り口だけではなく中までホースが通っていてフレーム内で迷子になることはありません。
BBの裏側に見えるこのホースがどうやら反対側まで伸びているようです。
このキャップのようなものは、フレームの中はBBの裏から出てるホースになって続いていて、インナーワイヤーが通りるようになっています。一見固くて動かないようになっていますが圧入されてるだけで引っ張ると抜けてしまうっぽいので抜かないように...
インナーが出てきたらアウターをかぶせてリアディレイラーに繋げて完了。
取り回しが難しい
先に触れましたが、ヘッドチューブからフレームにインしてるので取り回しが少し特殊です。
見た目はカッコいいんですが、角度が急なのでハンドルを下げてる場合は特に角度が極端になるので、ハンドルに這わせるのが非常に難しくなります。
で、この時に適当に短くしてしまうとワイヤー同士が干渉してしまって長さが足りなくなってハンドルが完全に切れないなんてことになります。経験少ない人にありがちなミスだと思います。
ハンドルを下げてる人は余計に気をつけてください!
引きの重さは感じないですけどね。やっぱりダウンチューブに入れるのが良い構造っぽいんじゃないかと実感しましたわw
ブレーキはやや注意
ブレーキはフロントは良いとしてリアはトップチューブの左側から入り、シートチューブの手前側から出てブレーキ本体に繋がります。
この時、アウターは途切れること無く繋がっていて、入り口と出口は隙間がなく収まっています。
なので、インナーとアウターをいっぺんに抜かないで必ずどちらかが中にあるようにした方が良いかと思います。
私はまだ、CAYOでは試してないのですが、CULEBROは同じ構造でした。
まぁとは言えライナー管を使えば、そこまで苦労することもなく何とかなりそうでしたけどね~
まとめ
カーボンのCAYOは、まぁブレーキは特に気を付けましょという感じで。
両クランクつけたらこんな感じ pic.twitter.com/mSyOnomX5t
— ぶりおにーる-RIDE REC (@roi_jpn) July 10, 2017
おまけでWishboneで回転させてる動画を撮ってたので貼っておきます!!
終