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コンタドールから学んだダンシング時の筋肉疲労について

昨年はハムスタースピンさんの記事に出会って、ペダリングについて更に色々と考えてたお陰で年の後半はとにかく走ってる最中も色々な発見が多くて、自転車に乗っていればそれだけで楽しく充実した年になりました。

バイシクルクラブ掲載のスクワットについて考えた

それとは別に私はもともとコンタドールのあの独特なダンシングを真似するのが好きだったのですが、ハムスタースピンさんの記事内容から学んだことからコンタドールのあの不思議な動きが意外と理に適っているのではないのか?と仮説が立つようになりました。

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殿筋をダンシングにも使う

ハムスタースピンさんの記事というのは、自転車系の雑誌の色々なところに出てたのですが、端的に言うとペダリングについて踏むときは股関節、膝関節、足首間接全てを伸ばす(進展)ようにし、引くときはハムストリングスを使用して折りたたむ(屈曲)ようにすると良いよという内容だったと認識しています。

神経系の話など色々あるのですが、ハムスタースピンさんの記事は主にペダリングについてでした。

しかし、Twitterでその話をしている時、↑のようなコメントを頂き、ダンシング時に関節の進展と屈曲を意識したことで、ダンシングするのが非常に楽しくなることに繋がりました。

コンタドールのダンシングは主に殿筋と股関節を使う

結論から言うと、殿筋(尻の筋肉)が活用できるようになり、登る際のダンシングにはまた一つ有益な引き出しを手に入れることができた自覚があります。

殿筋を使うダンシングを簡単に言うと、一生懸命踏むような負荷がかかり疲労しやすい乗り方ではなくて、筋肉をなるべく使わず殿筋と股関節を動かして脚に負担をかけずダンシングができるようになるという感覚です。

理論的にいうとハムスタースピンさんのスクワット型のペダリングを意識的に立ってやると、殿筋を使う動きになりその動きがコンタドールのダンシングに似ていると気づいた感じです。

殿筋を主体にダンシングをやり始め、それがコンタドールのダンシングの動きに近いのでは?と意識してくると、あの動きがいかに他の筋肉に負荷がかからないかを実感できるのかが分かってきて非常に面白くなってきます。勿論、他の選手でも同じようなことはやってるのですが、極端にしたのがコンタドールのダンシングなのかなと。

AJ千葉 エイプリルフールのコースを走ってきた

ちなみにこのダンシングに変えたところ、以前は2000mUPくらいでかなり厳しい状況でしたが、200km、3500mUPのロングライドでも脚への疲労は殆ど無く、まだまだ走れる余裕がある状態でした。

ヒルクライム時における疲労のメカニズム

先にコンタドールのダンシングが殿筋と股関節を使うと結論から書きましたが、ヒルクライムにおいてどうして筋肉が疲労するのかというシンプルな疑問、疲労のメカニズムを理解しておくことが重要だと感じています。

出力×回転数と心拍数の関係

筋肉を動かすためには酸素が必要で心拍数が変動します。筋肉疲労は大雑把に言うと出力の高さ(強さ)とどれだけ動かすかという回転数の掛けあわせで強度が変わってきて、強度が高くなると心拍が上がります。

出力×回転数=心拍数(疲労)

私はこの出力と回転数の調整に関しては、出力を軸に回転数を合わせるという考え方を持っていて、基本的に脚に力が入っていないか空回りしない状況になるようにギアを変えて出力を調整し、回転数は一つの目安になっているという感じです。

ステージ2のペダリング結果

ロードバイクの場合、これも簡単に言ってしまうと、この2つの出力と回転数という要素を低くキープしながら、いかにスピードを速く維持するかという競技で、そのためペダリング効率やポジションなど無駄を省くことに必死になる訳です。

ダンシングの筋肉疲労を感じ取る

平坦の場合はペダリングとポジション改善でかなりの無駄は解消できると思いますが、平坦時を通常の状態と考えると、ヒルクライム時は高出力が求められる少し異質な状況で、更にダンシングするともなると異質な状況な上に更に異質な状況が加わるため、この筋肉疲労についても別途整理することが重要だと考えました。

通常の平坦時のペダリングであれば、どこでどの筋肉に疲労がかかっているか非常に分かりやすいんですが、ダンシング時は大腿四等筋でやたらと踏み続けるイメージが強くどうしても分かり難い気がしていました。

そして、私が素人ながらに考えるダンシングの筋肉疲労には2つのポイントがあると思っています。1つがペダルを踏み下ろす時の力を発揮する時、そしてもう一つが分かり難いのですが下死点で体重を支える時に使用する筋肉です。

ペダルを踏み下ろす時に筋肉疲労に繋がるのは先の大腿四等筋でやたらと踏むものでイメージしやすいと思うのですが、下死点で体重を支えるってのが気づき難いところじゃないかと思います。

休むためだけのダンシング以前書いたダンシング記事では休むだけのダンシングとして、上のようなものを紹介しました。初心者向けのダンシングでも「体重を乗せて筋肉を使わずにダンシングする」と教えることが多く、大腿四等筋の筋肉を使わないようになるべく脚を伸ばした状態で体重でペダルを回すということを推奨することがあると思います。

・・・しかし、これでもやってみると心拍が上がってしまって、且つスピードが出ないため、ダンシングが上手くなるのはおろかヒルクライム自体も一向に好きにならないなんてことが怒るんじゃないかと思います。

その原因が下死点で落とした体重を支えるために使ってる筋収縮による筋肉疲労だったんじゃないかと気づいたんです。

ということで、ダンシングの疲労は踏むときの大腿四等筋をいかに使わないかということと、下死点で体重を支えるための筋収縮をいかに抑えるかということなのじゃないかと思うんです。

次回は殿筋を使ったスクワット型ダンシングについて

ということで、今回はダンシング時における疲労のメカニズムについて、素人ながら仮説を立ててみました。

次回は今までやってたダンシングと最近やってるコンタドールの(物まねをした)ダンシングについて、記事にしたいと思います。

いや本当に仕事の方が忙しくなってしまいまして、なかなか時間を作ることができないので1度に記事を書ききるのは諦めて細切れにして記事にしていきたいと思います。

 

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